https://sputniknews.jp/20221201/800-14026447.html

ドイツの人権保護団体にロシア語系住民から約800件の苦情

ドイツの人権保護団体にロシア語系住民から約800件の苦情

Sputnik 日本

ドイツの人権保護団体「VADAR」に、この5ヶ月間で、ドイツ在住のロシア語系住民からおよそ800件の苦情が寄せられていたことが明らかになった。「VADAR」が発表した。 2022年12月1日, Sputnik 日本

2022-12-01T14:00+0900

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「VADAR」のメンバーらは、ドイツで反ロシア的な態度によって被害を受けたロシア語系住民に対し、法的なものを含めた包括的な支援を行っている。「VADAR」はテレグラム・チャンネルがアカウントページ上で発表したところによれば、「ソーシャルネットワーク上にオフィシャル・メールとチャットボットを開設してから789件のメッセージが寄せられた」という。しかも、「VADAR」の法律家らは、その1割以上が、ロシア嫌いまたはドイツのロシア語系住民に対する差別が表れたものだとしている。団体は、「この5ヶ月間で人権保護活動家らは、ドイツでもっとも厳しいロシア嫌悪に苦しむ人々の保護を行う必要に迫られた。警察や裁判所が問題の解決に当たっている」としている。また160人以上の市民が相談を受けたり、法的支援を受けている。「VADAR」は、「住宅からの退去や雇用契約の破棄、私生活への介入、教育機関での子どもへのいじめ、反ロシア的な発言や侮辱的行為など多くの問題は、裁判に至ることなく解決されている」と述べ、「もう一つの活動として、合法的な根拠なく、ロシア系市民の銀行口座を凍結するといった金融機関との問題に取り組んでいる」と付け加えている。「VADAR」は政党「ドイツのための選択肢」の元議員であるウルリッヒ・オイメを代表とした政治家グループにより創設された。創設者の中にはドイツのロシア系ドイツ人の人権保護問題全権代表も名を連ねている。

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