宇正教会の大修道院が分離派の管理下に移行、宇政府は一部聖職者の出国を禁止

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宇正教会の大修道院が分離派の管理下に移行、宇政府は一部聖職者の出国を禁止 - Sputnik 日本, 1920, 03.12.2022
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ウクライナ首都のキーウ・ペチェールシク大修道院(世界遺産に登録)はこれまで伝統的なウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)の管理下にあったものの、全ての施設は分離派の管理下へと移行した。分離派のエフストラチイ大主教が発表した。
統一国家登記所に新しく登録された資料により、キーウ・ペチェールシク大修道院の管理者が分離派の教会に移行したことが明らかになった。また、ウクライナ大統領府は制裁発動対象となったウクライナ正教会の聖職者リストを公開した。この制裁対象には大修道院の主教も含まれている。
制裁発動期間は5年間で、資産が凍結される他、様々な経済活動が制限される。また、出国が制限され、諸外国との文化交流、様々な協力活動も禁止される。
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ウクライナ保安庁はキーウ・ペチェールシク大修道院内で「鐘が鳴り渡り、ロシアの上に母なるルーシが目を覚ます、聖母がロシアを救う、母なるルーシが目を覚ます」という「ロシア支持」の歌が歌われていたとし、刑事告発していた。
キーウ・ペチェールシク大修道院はウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)の管理下にあるものの、5月に分離派のウクライナ正教会(2018年にウクライナ正教会からの独立を宣言)は大修道院の明け渡しを要求する声明を発表していた。ウクライナ正教会は分離派が保安庁を利用し、キーウ・ペチェールシク大修道院を自らの管理下に置こうとしていると懸念していた。
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