西側諸国、ロシア産原油に1バレル60ドルの上限価格設定で合意

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西側諸国、ロシア産原油に1バレル60ドルの上限価格設定で合意 - Sputnik 日本, 1920, 03.12.2022
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G7、オーストラリア、EUはロシア産原油に対し、1バレル60ドルの上限価格を設定することで合意した。この制裁は海上輸送される原油にのみ適用される。また上限価格は変動性で、今後さらに調整する可能性を残している。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、EUではポーランドがさらに厳しい設定を要求していたことから、なかなか合意に至らなかったという。しかし2日にポーランドがいよいよこの条件に応じたことでEU内では合意が形成された。欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長の声明によると、このメカニズムは調整可能で、市場価格から5%近く安い価格での取引も想定しているという。 制裁は海上輸送されるロシア産原油にのみ適用される。
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またG7とオーストラリアは段階的にロシア産原油、及び石油製品を国内で消費しない方針でも合意した。ロシア産原油は他国に流通することで、市場の安定にもつながるという。G7はこの合意が経済的恩恵をもたらすとし、現時点で合意に加わっていない他の国々にも合流を呼びかけている。
原油の上限価格は12月5日に、石油関連製品の上限価格は2023年2月5日に発動される。石油関連製品の上限価格について、西側諸国は追って発表するとしている。
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