https://sputniknews.jp/20221204/14084840.html
インドの「狼症候群」の若者 いじめを乗り越え前向きに
インドの「狼症候群」の若者 いじめを乗り越え前向きに
Sputnik 日本
インドの多毛症の若者(17)は困難にもかかわらず、常に自分が幸せでいて、周りを幸せにしようと誓っている。「狼男症候群(ウェアウルフ症候群)」の若者の話を英紙デイリー・メールが紹介した。 2022年12月4日, Sputnik 日本
2022-12-04T02:12+0900
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インド中央部マディヤ・プラデーシュ州に住むラミット・パティダールくんは6歳まで普通の子どもだったという。しかし突然、少年の全身と頭は毛に覆われた。医師は多毛症と診断。それ以来、パティダールにとって終わりのない苦しみといじめの日々が始まった。同級生は彼を「サル」「お化け」「毛むくじゃら」と呼び、石を投げつけ、近づこうとしなかった。学校や外で常にいじめにあっていたにもかかわらず、パティダールは時間が経つにつれて、自身の外見を恥じるのをやめた。医師は今のところ多毛症の薬を見つけられていないが、パティダールは病気とともに生きていく術を身に着けた。それこそが自身を独自の存在にしているとパティダールは信じている。「今まで生きてきて多くのことを知ったけれど、一番大事なのは自分が100万人に1人の存在だと気づいたこと。精一杯生きて、決してあきらめてはいけない。常に前進していきたいし、幸せでいたい」と信条をデイリー・メール紙に語った。現在、彼は学校の12年生として学び、農家を営む父の畑仕事を手伝っている。将来はブロガーになり、有名になりたいと語る。スプートニク通信ではこれより前、解凍した魚料理を食べたオーストラリアの家族が、筋肉組織細胞が急速に破壊し、壊死と急性腎不全を引き起こす奇病「ハフ病」に感染した話を取り上げた。関連ニュース
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インドの「狼症候群」の若者 いじめを乗り越え前向きに
インドの多毛症の若者(17)は困難にもかかわらず、常に自分が幸せでいて、周りを幸せにしようと誓っている。「狼男症候群(ウェアウルフ症候群)」の若者の話を英紙デイリー・メールが紹介した。
インド中央部マディヤ・プラデーシュ州に住むラミット・パティダールくんは6歳まで普通の子どもだったという。しかし突然、少年の全身と頭は毛に覆われた。医師は
多毛症と診断。それ以来、パティダールにとって終わりのない苦しみといじめの日々が始まった。同級生は彼を「サル」「お化け」「毛むくじゃら」と呼び、石を投げつけ、近づこうとしなかった。
学校や外で常にいじめにあっていたにもかかわらず、パティダールは時間が経つにつれて、自身の外見を恥じるのをやめた。医師は今のところ多毛症の薬を見つけられていないが、パティダールは病気とともに生きていく術を身に着けた。それこそが自身を独自の存在にしているとパティダールは信じている。
「今まで生きてきて多くのことを知ったけれど、一番大事なのは自分が100万人に1人の存在だと気づいたこと。精一杯生きて、決してあきらめてはいけない。常に前進していきたいし、幸せでいたい」と信条をデイリー・メール紙に語った。現在、彼は学校の12年生として学び、農家を営む父の畑仕事を手伝っている。将来はブロガーになり、有名になりたいと語る。
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奇病「ハフ病」に感染した話を取り上げた。