ウクライナから贈呈の擲弾銃爆発 ポーランド警察トップら2人けが

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ポーランド・ワルシャワ - Sputnik 日本, 1920, 17.12.2022
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ポーランド・ワルシャワでこのごろ、同国警察トップのヤロスラフ・シミチク氏の執務室でウクライナから贈呈されたプレゼントが爆発し、2人が負傷した。シミチク氏によると、プレゼントは擲弾銃(てきだんじゅう・グレネードランチャー)だったといい、使用済みであったはずのものが何らかの誤りで暴発した可能性がある。ポーランドメディアが伝えている。
プレゼントの擲弾銃はシミチク氏が今月11~12日、ウクライナを訪問しウクライナ警察トップや非常事態相らと会見した際にもらったもの。帰国後、贈呈された2つの擲弾銃のうち、1つがシミチク氏の執務室で爆発し、シミチク氏と部下の2人が軽傷を負った。
すでに退院したというシミチク氏は、ポーランドのラジオ局「RMF FM」のインタビューに答えた。爆発は帰国の翌日、執務室の中で擲弾銃を別の場所に移そうと床に立てかけた瞬間に起こったという。

「爆発は強力だった。床を突き抜けて、天井にも傷がついた」

爆発した擲弾銃は使用済みのもので、ウクライナ側が安全を確認していたはずだった。この擲弾銃は携帯式対軽装甲車両・対構築物用ロケット弾発射器「RGW-90」だったという情報もある。
ポーランド側は爆発を受け、ウクライナ側に説明を求めているという。
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