国際観光市場は2023年どう変わる? 専門家予測

© Sputnik / Мigeli Kandela / メディアバンクへ移行Ситуация в Гонконге в связи с коронавирусом
Ситуация в Гонконге в связи с коронавирусом - Sputnik 日本, 1920, 07.01.2023
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今年2022年は世界の大多数の国でコロナウイルスによる入国規制が撤廃されたおかげで観光客数が爆発的に伸びた。その一方でウクライナ紛争が招いた地政学的緊張の拡大、急速なインフレ率の上昇、中国で新たに起きたコロナ感染拡大を見た場合、観光市場は2023年も前向きな動きを維持できるのか、専門家らは判断を迫られる。来年の観光市場はどういった傾向をたどるのだろうか。
圧力の中で復興
英「エコノミスト」誌の調査部門の「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」は来年2023年の世界の観光市場は30%成長すると予測した。30%増という数値は大きいが、それでも、大半の国でコロナによる制限が撤廃され、世界の観光市場が60%もの成長を記録した2022年度と比較した場合、その伸びは大きくない。「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」は、2022‐2023年の著しい回復を経ても、コロナ以前の水準には到底達しないと見ている。
「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」発表のレポートには、「コロナの感染が爆発的に拡大する前、中国人の観光客は世界全体の旅行者の10%を占めていた。だが、中国での移動制限は少なくとも2023年の半ばまで続くのではないかと見ている」と書かれている。2023年、中国の移動制限がある程度緩和され、観光市場が回復した場合、中国人観光客数は最高で5900万人まで伸びるだろう。これは2021年の2倍の数値だが、それでも中国が国際観光市場の最大のサプライヤーであった2019年の1億5500万人という水準に比べるとほぼ3分の1にすぎない。
中国人旅行客の流れが弱まったことはまず、日本、タイ、マレーシア、インドネシア等、アジアの近隣諸国に大きく影響した。もうひとつ、2023年の世界の観光市場の復興の速度を弱めているネガティブな要素がインフレだ。「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」は「ホテル、バー、レストランは食料品、飲み物、電気代の高騰に直面している。航空会社は燃料費の値上がりに直面しているにもかかわらず、社員らは給与アップを要求している」と指摘している。
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