軽戦車の供与を決めたフランスは一線を越えた=英紙
2023年1月8日, 09:46 (更新: 2023年1月8日, 14:34)
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フランスのエマニュエル・マクロン大統領は軽戦車(六輪の偵察戦闘車・装輪装甲車AMX-10RC)を含む新たな軍事支援をウクライナに表明し、これにより軍事的タブーを破り、レッドラインを超えた。英紙テレグラフが報じた。
報道によると、フランスが装甲車をウクライナに供与するとは想定されていなかったものの、大胆に立場を変化させ、最初に決定を下した国になったという。
AMX-10RC with its 3-axis (tilt forward/backwards, tilt left/right, raise/lower hull) hydro-pneumatic suspension, & skid-steering (vehicle turns obtained by difference in speeds of left & right wheels) is surely an interesting platform.
— Thanos Massias (@MassiasThanos) January 5, 2023
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この決定によりフランスは軍事支援の規模で英国を追い抜き、米国に次ぐ支援国となった。テレグラフは次のように報じている。
「マクロンはついにとっておきの兵器をウクライナ大統領に供与することに同意した。このプレゼントにより、フランスはウクライナに戦車を供与することを表明した最初の国となり、レッドラインは越えられ、軍事的タブーは破られた」
🔴 Volodymyr Zelensky had spent almost an entire year begging allies to deliver Western tanks when Emmanuel Macron picked up the telephone this week https://t.co/ioTX0JdRKS
— The Telegraph (@Telegraph) January 6, 2023
テレグラフ紙によると、マクロン大統領はこの供与により、 ロシア側との交渉をもはや信じていないことを示しているという。
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