米戦車と神風ドローンの「交換」案浮上 ウクライナ内相顧問

© 写真 : The U.S. Army米戦車「エイブラムス」
米戦車「エイブラムス」 - Sputnik 日本, 1920, 05.02.2023
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米国がウクライナへの供与を決めた主力戦車「エイブラムス」をめぐり、ウクライナ内務相顧問のアントン・ゲランシェンコ氏が、少量の高価格な戦車より多数のドローンのほうが戦場では役に立つと主張している。
ゲラシェンコ氏はSNS「テレグラム」上の自身のページに次のように投稿した。

「我々に供与される戦車『エイブラムス』は31台で、総額4億ドル(524億円)となる。このお金があれば神風ドローン40万機を生産できる。各ドローンが1キロの爆発物を運べる。もし、我々のパイロットが教練を積めば、数キロ以内の敵のどんな装甲車両だって破壊することができる」

戦闘機 - Sputnik 日本, 1920, 26.01.2023
ウクライナでの露特別軍事作戦
西側はウクライナへの戦闘機供与を検討している=メディア
ゲラシェンコ氏は、夜間に飛行する大型ドローンは軍用車両などの破壊で「華々しい結果」を出すと主張。また、ドローンは1~3万ドル(130~390万円)で製造できることから、他の種類の兵器に比べ費用を抑えられるとも指摘した。
スプートニクはこれまでに、米国がウクライナへの戦車「エイブラムス」の供与を決めたことは、ドイツが戦車「レオパルト2」供与を早急に開始するための隠れ蓑に過ぎないとする視点について伝えた。
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