ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

西側はウクライナへの戦闘機供与を検討している=メディア

© AP Photo / Lee Jin-man戦闘機
戦闘機 - Sputnik 日本, 1920, 26.01.2023
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米政治専門サイトのポリティコは外交官や軍関係者を引用し、西側諸国ではウクライナに戦闘機を供与する可能性について内部で議論が行われており、これは戦車供与に続く「次なる理にかなった措置」になるとみられるが、多くの人がこの決定によって紛争がエスカレートする可能性を危惧していると報じた。
ウクライナの他にもラトビア、リトアニア、エストニアのバルト三国がウクライナへの戦闘機供与を求めているという。一方、ポリティコによると、米国は今のところウクライナへの戦闘機供与を議題から外している。北欧の国の匿名の外交官は、ここにレッドラインがあるが「このラインは昨年の夏に『ハイマース(HIMARS)』に対して引かれ、次に戦車に対して引かれた。ご覧のとおり、レッドラインは動いている」と述べた。
ポリティコによると、別の消息筋は戦闘機の供与について「今は想像もつかない」と述べたが、これに関する議論が今後数週間で始まる可能性があると語った。
「レオパルト2」 - Sputnik 日本, 1920, 26.01.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
【視点】「苦肉の策」 戦車はウクライナ紛争の流れを変えることはできない 「レオパルト2」供与には別の目的がある=元ドイツ連邦軍中佐
なお、オランダのフクストラ外相は、F-16戦闘機のウクライナへの供与を検討する用意があると表明し、スロバキアのカーチェル外相は、旧ソ連製の戦闘機MiG-29の供与をスロバキア政府は検討する用意があると指摘した。一方、ドイツのショルツ首相は戦闘機の供与について「今後もない」と断言した。
ポリティコによると、西側は急激なエスカレーションを懸念して自分たちが行っているウクライナへの軍事支援に対するロシアの反応を毎回見定めているため、「レッドライン」は戦闘機まで「動く」可能性があり、「それは時間の問題にすぎない」という。
一方、今のところ西側はドローン(無人機)を含む「別の航空支援オプションを使い果たす」意向だという。ポリティコはまた、戦闘機の供与は輸送に関する多くの問題を伴うと強調している。
ドイツ政府は25日、同国製の戦車「レオパルト2」をウクライナへ供与すると発表した。米国のバイデン大統領も、同国の主力戦車「エイブラムス」31両をウクライナに供与することを決定したと発表した。
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