台湾、中国内陸部を射程に収めるミサイルの発射実験を実施
© AP Photo / Wally Santana台湾、中国内陸部を射程に収めるミサイルの発射実験を実施
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兵器システムやデュアルユース技術の開発・製造・販売を行う台湾の国家中山科学研究院(NCSIST)はミサイルの発射実験を行った。巡航ミサイルの射程は1200kmで、中国東部の都市を射程に収めている。South China Morning Postが報じた。
NCSISTが実験で使用した巡航ミサイルは地対地で、中国東部の青島や武漢に到達する能力がある。
🇹🇼NCSIST test fired a suspected HF-2E land attack cruise missile, as per the announced restricted area & altitude. HF-2E missiles reportedly have 1200km range to reach 🇨🇳Beijing.https://t.co/LLs9xbeBmQ pic.twitter.com/DOK4j9oQvC
— Taiwan Military (@TaiwanMilitary) February 7, 2023
1月末に台湾軍は中国人民解放軍の戦闘機31機、および4隻の軍艦が接近したことを確認し、警戒を強めている。2022年夏に連邦下院のナンシー・ペロシ議長が訪台して以来、台湾海峡の情勢は悪化を続けている。
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