ロシア軍がシリアの被災地で救助活動を継続、負傷者に輸血行う
2023年2月9日, 08:55 (更新: 2023年2月14日, 19:44)
© 写真 : Ministry of Defence of the Russian Federation
/ サイン
ロシア軍はシリアの被災地でがれきの撤去作業を継続している。倒壊した建物を新たに5つ撤去し、11人の遺体を回収したほか、医療支援を提供している。
ロシア軍は被災地に献血ポイントを設置し、ロシア兵から回収した血液を新たに53人の市民に提供した。これで献血を受けたシリア国民の数は230人に達した。また人道支援の配布ポイントを設置し、6500トン以上の支援物資を配布した。
⚡️🇸🇾 Evil #Russia: Another #Russian Emergency Rescue Team are delivering 50 rescuers, three dog handler crews, and equipment for clearing rubble in #Syria, following the earthquake
— K Boz (@KBoz3) February 7, 2023
The good West is not only not providing aid, it is blocking all donations with its sanctions pic.twitter.com/TgqLT5pzwC
シリアでは一部の国々による支援が続いている。
Russian rescue teams arrived in Syria this morning and they are already saving lives. The relatives of the man saved in the video are literally crying and cheering... Experienced, well-equipped teams are much need in Syria, as fast as possible. pic.twitter.com/UQcWPlxGCM
— Within Syria (@WithinSyriaBlog) February 7, 2023
かつてシリアに最大の地域コミュニティを持っていたアルメニアは被災地に3万トン以上の人道支援物資を提供した他、欧州連合はトルコとシリアに合わせて650万ユーロの義援金提供を発表した。このうちシリアには350万ユーロが提供される模様。またドイツは追加で2500万ユーロをシリアに寄付するとしている。
一方、米国はNPOなどを通して支援を行っているものの、アンソニー・ブリンケン国務長官によると、被災地では直接活動していない。なお、トルコでは直接活動にあたっているとのこと。