「米国は世界最大のスパイ大国」 米国の気球が昨年以降10回不法侵入=中国外務省

© AP Photo / Mark Schiefelbein中国外務省の汪文斌報道官
中国外務省の汪文斌報道官 - Sputnik 日本, 1920, 13.02.2023
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中国外務省の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、米国の気球が他国の領空に不法侵入するのはよくあることだと表明した。
汪氏によると、2022年1月以降、米国の気球が中国領空を無許可で10回飛行した。
また汪氏は「米国こそが世界最大のスパイ大国であり、世界で最も広い諜報ネットワークをもっている」と述べた。同氏は「米国家安全保障局は、ドイツ、フランス、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、その他の欧州諸国の高官のものを含む音声通話を盗聴し、テキストメッセージを監視している」と指摘した。
今月4日、米軍は偵察用とみられる中国の気球を大西洋上空で撃墜した。中国外務省は抗議を表明し、気象観測用の気球が偶然米領空に迷い込んだと説明した。
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