Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

西側はドイツとロシアの接近を望んでいない=ラブロフ外相 「ノルドストリーム」爆破に言及

© Sputnik / Maksim Blinov / メディアバンクへ移行ロシアのラブロフ外相
ロシアのラブロフ外相 - Sputnik 日本, 1920, 13.02.2023
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西側諸国はドイツとロシアの接近を望んでいない。なぜなら、この結びつきはあまりにも影響力が強いと思われるからだ。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がこのような見解を表明した。
ラブロフ外相は「ロシアと世界」というトピックに特化した情報公開・啓蒙活動「重要なことにまつわる話」のインタビューでこのように述べた。

「西側の政治家の卑劣さはよく知られている。今、ロシアに対するウクライナの『扇動』やウクライナを通じて西側全体が対ロシア戦争を仕掛けることにより実行されている企ては、ドイツとロシアの間の新たな接近を阻止することを少なからず前提としている」

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相 - Sputnik 日本, 1920, 13.02.2023
米国の政治目標はモスクワとウクライナの友好発展を阻止すること=ラブロフ外相
ラブロフ外相によれば、ユーラシア大陸の歴史的転換がロシアとドイツを同盟国にするやいなや、全てが上手くいき、その影響力は急激に増大した。
「第一次世界大戦の開戦前も、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間も、ロシアとドイツの接近を好ましく思わない人は多かった」とラブロフ外相は指摘。「西側諸国は1938年〜1939年にかけてドイツと独ソ不可侵条約に署名し、ソ連との戦争にドイツを公然と備えさせた。そして、1939年に我々がこの条約を締結させられたときには、これが第二次世界大戦の原因だと言われたのだ」と語った。
ラブロフ外相は、「ノルドストリーム1」および「ノルドストリーム2」が爆破されたのは、エネルギー同盟を含む、まさにロシアとドイツの同盟強化を阻止するためだったとの見解を示した。
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