日本 昨年10~12月期のGDP は0.6%増 コロナ禍から緩やかに回復

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東京  - Sputnik 日本, 1920, 14.02.2023
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日本の内閣府が14日に発表した2022年10~12月期の国内総生産(GDP)の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で7〜9月期に比べて0.2%増、これが1年間続いた場合の年率に換算するとプラス0.6%で、2期ぶりのプラスとなった。日本の各メディアが報じている。
内閣府が発表した速報値によると、主な項目では、GDPの半分以上を占める「個人消費」が、7〜9月期に比べてプラス0.5%となった。観光促進策「全国旅行支援」により旅行や宿泊などのサービス消費が伸びた影響だとされている。
また「輸出」も新型コロナの水際対策緩和により、輸出に分類されるインバウンド(訪日外国人)需要が拡大したことなどでプラス1.4%となった。
自動車 - Sputnik 日本, 1920, 14.02.2023
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日本経済新聞は「新型コロナウイルス禍から経済の正常化が緩やかに進んでいる」と評価している
企業が事業のために用いる「設備投資」は、3期ぶりにマイナス0.5%となった。半導体製造装置や一般機械などが減った。同紙は、世界的な半導体需要の減少や海外経済の減速懸念が影響した可能性を指摘している。
国連の経済社会委員会は先月末、2023年版の世界各国の経済展望をまとめた報告書を公表。日本の経済成長率は1.5%と予測されており、先進国のなかでは最も明るい観測が見込める国のひとつとして挙げられた。
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