【図説】上空に相次ぐ気球 「未確認物体」が観測された国は?

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2月に米本土上空で観測され、米軍によって撃墜された中国の「偵察気球」は、世界で大きな騒ぎを巻き起こした。これを機に、各国では気球や未確認物体の目撃情報が増加。正体が判明しているものもあれば、依然として不明なものも存在する。
2月に入り、米軍は気球などの飛行物体を4機撃墜。さらに、11日(現地時間)にはカナダ上空でも未確認物体を発見、撃墜されている。
中国外務省によれば、去年1年間で米国製の気球が10機以上観測されたという。一方、米国側もこれに反論し、ここ数年で中国製の気球を数十機観測したと主張する。
また日本政府は、昨年1月に九州上空を通過した気球が中国の偵察気球の可能性が高いとみなし、現在分析に回されているという。
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