https://sputniknews.jp/20230225/g20-15076072.html

G20は世界経済の安定と成長を取り戻す必要がある＝インド首相

G20は世界経済の安定と成長を取り戻す必要がある＝インド首相

Sputnik 日本

インドのナレンドラ・モディ首相は、インドのベンガルールで開かれたG20の財務相・中央銀行総裁会議の冒頭のビデオメッセージで、世界は深刻な危機に直面していると述べ、G20は世界経済の安定、確実性、成長を取り戻す必要があるとの見解を明らかにした。 2023年2月25日, Sputnik 日本

2023-02-25T10:23+0900

2023-02-25T10:23+0900

2023-02-25T10:23+0900

インド

政治

経済

g20

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/09/11/12962646_0:312:2959:1976_1920x0_80_0_0_f3b557b7af0d299df71d485df1b84a3e.jpg

モディ首相は、「国際金融システムへの信頼は失墜した。その原因はシステム自体がゆっくりと形成されていることにもよる。世界の主要経済の国際通貨システムを維持する国々は、世界経済に安定と確実性と成長を取り戻す必要がある」と述べた。首相は、これは容易な課題ではないとした上で、世界は今なお新型コロナウイルスによるパンデミックの影響、地政学的な緊張の高まり、持続不可能な債務レベルを目の当たりにしているとし、ダイナミックなインド経済にインスピレーションを得てもらいたいと語った。モディ首相は、G20のインドの議長国のテーマ「一つの地球、一つの家族、一つの未来」について触れ、「世界でもっとも弱い立場の人々に注意を集中させるよう呼びかける。包括的な議題を作ることで世界経済のリーダーたちは世界の信頼を取り戻すことができる。G20財務相・中央銀行総裁会議のテーマは、この包括的なイメージを推し進めていくことだ」と述べた。モディ首相はさらに、気候変動、高いレベルの債務など世界的な問題を解決するためには、銀行の多面的な発展強化に向けた集団的な協力が必要だと指摘した。インドは12月1日からG20の議長国を務めている。議長国の期限は2023年11月30日までの1年間となっているが、この間、インドは全国で200以上の会合を実施する。なお、2023年9月9日から10日にかけて、ニューデリーでG20サミットが予定されている。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20230131/nato-14773663.html

https://sputniknews.jp/20230224/15069314.html

インド

2023

ニュース

jp_JP

インド, 政治, 経済, g20