https://sputniknews.jp/20230307/15188086.html
ローマ皇帝の顔を持つスフィンクスの像見つかる エジプト
ローマ皇帝の顔を持つスフィンクスの像見つかる エジプト
Sputnik 日本
エジプト中部ケナ県の遺跡でこのごろ、2千年前の古代ローマ帝国の皇帝とみられる人物の顔が描かれたスフィンクス像が発見された。エジプト観光考古省がプレスリリースで明らかにした。 2023年3月7日, Sputnik 日本
2023-03-07T02:24+0900
2023-03-07T02:24+0900
2023-03-07T05:21+0900
考古学
歴史
エジプト
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/03/06/15187384_0:108:1400:896_1920x0_80_0_0_e78fd6884736d4a463b983b92a4b642d.jpg
このスフィンクス像は、マムドゥフ・アド・ダマチ元考古相が率いるアインシャムス大学の研究チームによって、ケナ県にある遺跡「デンデラ神殿複合体」から発見された。ローマ帝国の最盛期には現在のエジプトも勢力圏にあったことが知られており、これまでにもこの遺跡から当時の為政者に関する彫刻や建造物が見つかっている。アド・ダマチ氏は遺跡で清掃作業をしていた際に、ローマ皇帝を描いた石灰岩のスフィンクス像が見つかったと報告している。初期段階の調査によると、像に描かれた顔は41~54年に在位した第4代クラウディウス帝のものだと推測されている。アド・ダマチ氏は、この像が美術的観点からみても壮麗で、王室的な高貴さも際立っているとしている。また、像の下からはローマ帝国時代の象形文字や民衆文字が書かれた碑文も見つかっているという。エジプトの遺跡をめぐってはこのごろ、ギザにあるクフ王のピラミッド(ギザの大ピラミッド)の内部から、幅2.1メートル、長さ9メートルの未知の空間が見つかった。国際研究チームが「ミュオグラフィ」と呼ばれる可視化技術を利用して発見。この空間にはクフ王本人の墓がある可能性もあり、研究チームは今後、未知の空間に安全に入る方法を探す予定。関連ニュース
エジプト
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/03/06/15187384_205:0:1400:896_1920x0_80_0_0_427528b2138c7e3f12953905f39ba5ef.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
考古学, 歴史, エジプト
ローマ皇帝の顔を持つスフィンクスの像見つかる エジプト
2023年3月7日, 02:24 (更新: 2023年3月7日, 05:21) エジプト中部ケナ県の遺跡でこのごろ、2千年前の古代ローマ帝国の皇帝とみられる人物の顔が描かれたスフィンクス像が発見された。エジプト観光考古省がプレスリリースで明らかにした。
このスフィンクス像は、マムドゥフ・アド・ダマチ元考古相が率いるアインシャムス大学の研究チームによって、ケナ県にある遺跡「デンデラ神殿複合体」から発見された。ローマ帝国の最盛期には現在のエジプトも勢力圏にあったことが知られており、これまでにもこの遺跡から当時の為政者に関する彫刻や建造物が見つかっている。
アド・ダマチ氏は遺跡で清掃作業をしていた際に、ローマ皇帝を描いた石灰岩の
スフィンクス像が見つかったと報告している。初期段階の調査によると、像に描かれた顔は41~54年に在位した第4代クラウディウス帝のものだと推測されている。
アド・ダマチ氏は、この像が美術的観点からみても壮麗で、王室的な高貴さも際立っているとしている。また、像の下からはローマ帝国時代の象形文字や民衆文字が書かれた碑文も見つかっているという。
エジプトの遺跡をめぐってはこのごろ、ギザにあるクフ王のピラミッド(ギザの大ピラミッド)の内部から、幅2.1メートル、長さ9メートルの
未知の空間が見つかった。国際研究チームが「ミュオグラフィ」と呼ばれる可視化技術を利用して発見。この空間にはクフ王本人の墓がある可能性もあり、研究チームは今後、未知の空間に安全に入る方法を探す予定。