Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
戦車「レオパルト」他、ウクライナへの武器供与状況
独は1月25日、ウクライナに自国製戦車「レオパルト2」14台を供与し、他国にも同戦車の供与を許可すると決定。ピストリウス独国防相は供与を「3月末まで」に行うと明言した。米国も同日、M1エイブラムス戦車31台のウクライナ供与の意向を表明。独の決定を待っていた英仏、ノルウェー、ポーランドが次々に「レオパルト2」の供与を宣言した。ウクライナは最初の調達で12か国から最多で140台が受領可能と踏んでいる。スプートニクはウクライナへの武器供与状況について、戦場で会する各国の戦車の性能比較をまとめた。

韓国、武器輸出額2.4倍 ウクライナへの軍事供与の「穴埋め」で稼ぐ

© AP Photo / Ahn Young-joon韓国製のK-2戦車
韓国製のK-2戦車 - Sputnik 日本, 1920, 07.03.2023
2022年の韓国の武器輸出額が、前年比2.4倍の173億ドル(約2兆3500億円)となった。ウクライナへの軍事支援で西側諸国の武器備蓄が減るなか、韓国はその「穴を埋める」ことで大きな利益を得てきた。また、ウクライナへ直接軍事支援をしないことでロシアとの関係悪化を避けたいという思惑も垣間見える。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が伝えている。
同紙によると、昨年の韓国の武器輸出の173億ドルのうち、124億ドル(約1兆6850億円)はポーランドとの契約で、戦車、榴弾砲、戦闘機、多連装ロケット砲などが引き渡される予定だ。ポーランドはウクライナへの軍事支援を積極的に行っており、自軍の武器備蓄に空いた穴を埋めると同時に、軍備を刷新しようとする意図もありそうだ。
一方で、韓国は直接ウクライナへは武器を販売せず、政府も紛争への関与を繰り返し否定している。同紙は「韓国の慎重な対応は、軍事力を増す北朝鮮への新しい制裁で協力を得るため、ロシアに公然と対抗したくないという思惑と関連している」と指摘している。また、韓国は米国との「揺るぎない同盟」と自国の国家・経済的利益の間で「綱渡り」をしているとも述べられている。
ロシアの最新兵器 - Sputnik 日本, 1920, 04.03.2023
【図説】選りすぐり ロシアの最新兵器
このように、韓国は対露制裁に参加して米国の顔色を伺いながらも、ロシアとの関係を破滅させるウクライナへの殺傷兵器の供与は行わず、ウクライナへの軍事支援で空っぽになった他国の武器庫を満たすことで利益を得ているというわけだ。
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は昨年、米国、ロシア、フランスに次ぐ世界4位の武器輸出大国を目指すと公言していた。
関連ニュース
トルコはF-16購入の代わりにロシア製戦闘機などを検討すべき=トルコ評議会
独軍需企業、スイスの兵器製造会社からウクライナ向けに「レオパルト1」100両を購入する意向
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала