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米ニューヨークのシグネチャー・バンクが閉鎖 シリコンバレー銀行に続き
米ニューヨークのシグネチャー・バンクが閉鎖 シリコンバレー銀行に続き
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米ニューヨークを拠点とするシグネチャー・バンクはシステミックリスクを理由に、12日付で閉鎖された。米財務省と連邦準備制度、連邦預金保険公社(FDIC)が共同声明を発表した。 2023年3月13日, Sputnik 日本
2023-03-13T11:22+0900
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シリコンバレー銀行(SVB)の破綻に関する共同声明の中で、3者は「我々はまた、ニューヨーク州当局によって本日閉鎖されたシグネチャー・バンクについても、同様のシステミックリスクの例外措置を発表する」と説明している。また、SVBのケースと同様、シグネチャー・バンクの預金者は全員、資金にアクセス可能だと指摘されている。先に、SVBの預金者は全員、13日から預金にアクセスできるようになると報じられた。ニューヨーク・タイムズ紙は11日、SVBの破綻によって、他の米国の銀行も問題に直面する恐れがあると報じていた。こうした背景から、市場ではファースト・リパブリック・バンク、シグネチャー・バンク、ウェスタン・アライアンス・バンコープといったSVBと同様の銀行に対して株式の「ダンピング」が行われた。これらの金融・信用機関の多くは、スタートアップ企業を顧客とし、SVBと同様の投資ポートフォリオを有している。カリフォルニア州当局は10日にSVBを閉鎖。この銀行の総資産は2000億ドル余りで、米国における銀行の破綻としては2008年に起きた貯蓄金融機関の破綻に次ぐ2番目の規模となった。破綻の理由について米メディアは、利上げによって価格が下落した債券の売却で損失が出て経営が悪化し、顧客からの預金の引き出しが相次いだことなどが原因だと報じている。FDICによると、2022年の同行の累積損失は6200億ドルにのぼった。関連ニュース
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米ニューヨークのシグネチャー・バンクが閉鎖 シリコンバレー銀行に続き
2023年3月13日, 11:22 (更新: 2023年3月13日, 13:37) 米ニューヨークを拠点とするシグネチャー・バンクはシステミックリスクを理由に、12日付で閉鎖された。米財務省と連邦準備制度、連邦預金保険公社(FDIC)が共同声明を発表した。
シリコンバレー銀行(SVB)の破綻に関する
共同声明の中で、3者は「我々はまた、ニューヨーク州当局によって本日閉鎖されたシグネチャー・バンクについても、同様のシステミックリスクの例外措置を発表する」と説明している。
また、SVBのケースと同様、シグネチャー・バンクの預金者は全員、資金にアクセス可能だと指摘されている。
先に、SVBの預金者は全員、13日から預金にアクセスできるようになると報じられた。
ニューヨーク・タイムズ紙は11日、SVBの破綻によって、他の米国の銀行も問題に直面する恐れがあると
報じていた。こうした背景から、市場ではファースト・リパブリック・バンク、シグネチャー・バンク、ウェスタン・アライアンス・バンコープといったSVBと同様の銀行に対して株式の「ダンピング」が行われた。これらの金融・信用機関の多くは、スタートアップ企業を顧客とし、SVBと同様の投資ポートフォリオを有している。
カリフォルニア州当局は10日に
SVBを閉鎖。この銀行の総資産は2000億ドル余りで、米国における銀行の破綻としては2008年に起きた貯蓄金融機関の破綻に次ぐ2番目の規模となった。破綻の理由について米メディアは、利上げによって価格が下落した債券の売却で損失が出て経営が悪化し、顧客からの預金の引き出しが相次いだことなどが原因だと報じている。FDICによると、2022年の同行の累積損失は6200億ドルにのぼった。