ラトビアはロシアの特殊作戦開始前にすでにウクライナに軍事支援を行っていた=カリンシュ首相

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ラトビアのカリンシュ首相 - Sputnik 日本, 1920, 15.03.2023
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ラトビアのカリンシュ首相は英紙フィナンシャル・タイムズに寄稿し、ラトビア、リトアニア、エストニア、ポーランドは2021年秋と2022年冬に米国が提供したウクライナとの国境でロシア軍があたかも部隊を増強しているとする偵察情報を「非常に真剣」に受け止めたと強調した。
同氏は寄稿文の中で「ラトビアから送られた地対空ミサイルStinger(スティンガー)は、会戦当初にウクライナ人が使用した兵器に含まれていた」と指摘した。
カリンシュ氏はまた、戦闘行為は続いているが、ウクライナの欧州連合(EU)加盟交渉を正式に開始する必要があるとし、これは「ウクライナ軍の士気を高め、決意を強める」だけでなく、欧州市場全体に「必要な力と経済的な可能性」を付与するとの考えを示した。
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なお、カリンシュ氏は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟について話すのは時期尚早だとし、これは「即座にNATOを戦争に引きずり込む」との見方を示した。一方、同氏は、同盟国のおかげでウクライナは「目標を達成し、勝者として組織に加わることができるだろう」と指摘した。
スプートニク通信は先に、フランス情報機関の元局長アレン・ジュイエ氏のインタビューについて報じた。同氏はMondafriqueのインタビューで、米国は2014年からロシアをウクライナとの武力紛争に巻き込むためにあらゆることを行っていたと語った。同氏は特に、これは実際に紛争が始まった2022年2月までに戦闘行為のリスクについて警告したのが米国の情報機関のみだったことによって説明されるとした。
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