Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

デンマーク、「ノルドストリーム」付近で「部品」を発見、オペレータに協力求める

© 写真 : Forsvarskommandoenデンマーク、「ノルドストリーム」付近で「部品」を発見、オペレータに協力求める
デンマーク、「ノルドストリーム」付近で「部品」を発見、オペレータに協力求める - Sputnik 日本, 1920, 24.03.2023
サイン
デンマークのエネルギー企業は、ガスパイプライン「ノルドストリーム」の近くで発見した部品を引き上げるため、オペレータであるノルドストリーム2 AGに作業への参加を呼びかけた。
声明によれば、この部品が何であるのかを明確にするべく、デンマーク政府は国防省協力の下でこれを引き上げることを決定。これに伴い、デンマークのエネルギー企業は「ノルドストリーム」のオペレータであるノルドストリーム2 AG社にも作業への参加を呼びかけた。引き上げ作業を開始するにあたり、現在、ノルドストリーム2 AG社からの回答を待っているという。
デンマーク国防省はこの「部品」の写真を公開した。高さ40センチ、直径10センチの筒状のもので、海煙ブイと見られている。
先にプーチン大統領は、ロシア国営エネルギー企業「ガスプロム」の専門家が「ノルドストリーム」の爆発現場から約30キロ離れた地点で棒状のものを発見したと明かし、これが起爆の際に使われる信号を受け取るアンテナである可能性があると指摘。
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