ロシアによる戦術核兵器の配備計画 米国の反応は?

© Flickr / Andrés Feliciano米国防総省
米国防総省  - Sputnik 日本, 1920, 26.03.2023
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米国防総省は、ロシアがベラルーシに戦術核兵器の配備を計画していることを受け、米国の戦略的核態勢を調整する根拠はないと表明した。
ロイター通信は米政府高官の発言を引用し、このように報じている

「(ベラルーシへの核兵器配備に関する)ロシアの発表にまつわる報道を見たが、我々は、戦略的核態勢を調整する根拠も、ロシアが核兵器を使用する準備を進めていることを示す兆候も見ていない」

プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 26.03.2023
ロシア、ベラルーシに戦術核兵器を配備へ=プーチン大統領
ロシアのプーチン大統領は25日、ロシアがベラルーシ国内に戦術核兵器を配備することでベラルーシ側と合意したと明らかにした。今回の決定の動機は、英国がウクライナに劣化ウラン弾を供与すると発表したことにあるとしている。米国がこれまで他国に自らの核兵器を配備してきたように、ロシアの核兵器をベラルーシに配備するだけだと説明している。プーチン大統領によると、7月1日にベラルーシ国内の核兵器保存施設の建設が完了する。
21日、英国のアナベル・ゴルディ国防次官は、ウクライナに戦車「チャレンジャー2」を供与するとともに、劣化ウランを含む徹甲弾などの弾薬を供給すると明らかにした。
劣化ウラン弾の使用により、放射性を帯びた粉塵が地面に堆積する。これは非常に危険で、がんの発生を促進するリスクがある。米軍は1991年の「砂漠の嵐作戦」、ユーゴスラビア空爆2003年のイラク攻撃などで劣化ウラン弾を使用した。
プーチン大統領は、劣化ウラン弾の供給に対してロシアは相応の反応をせざるを得ないと警告した。
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