https://sputniknews.jp/20230401/ioc-15529292.html

「スポーツ界を害するだけ」＝IOC、ウクライナ政府の反露五輪ボイコットを非難

「スポーツ界を害するだけ」＝IOC、ウクライナ政府の反露五輪ボイコットを非難

Sputnik 日本

ウクライナが2024年パリ五輪でロシア人選手が参加する競技のボイコットを表明した問題で、国際オリンピック委員会（IOC）は「ウクライナのスポーツ界を害するだけだ」とウクライナ政府の対応を非難した。 2023年4月1日, Sputnik 日本

2023-04-01T19:41+0900

2023-04-01T19:41+0900

2023-04-02T01:56+0900

ロシア

ベラルーシ

ウクライナ

国際

スポーツ

国際オリンピック委員会

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/309/69/3096901_0:209:2602:1673_1920x0_80_0_0_1eda803f2a9d2ad8f5a14fac660e9f7a.jpg

ウクライナ政府はこれまでに、2024年パリ五輪の予選ではロシア選手が参加しない場合にのみ参加を認めることを決定した。これに伴い、ロシア選手とともに競技に参加したウクライナ選手は代表資格を失う可能性がある。これを受け、IOCは次のように声明を出した。IOCは3月末、ウクライナ情勢を受け国際大会から排除されてきたロシアとベラルーシの選手について、中立ステータスの個人としての出場を認めるよう勧告。団体競技への出場は認められないほか、CSKA（チェスカ、軍中央スポーツクラブ）などロシア軍や治安当局に関連のある団体に所属する選手の出場は禁止される。この問題をめぐり、これまでにIOCのバッハ会長は、一部の国が勧告に否定的な姿勢を示したことを批判していた。バッハ会長は「一部の国がダブルスタンダードを考慮していないのは残念だ。世界では進行中の70の紛争があるが、ほかのどの国にも制裁を課してないじゃないか。政府がどの国の国民が競技に参加できるか決めることはできない。そうなれば我々が知る世界のスポーツは終わりだ」と述べている。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20230325/2024-15436587.html

ベラルーシ

ウクライナ

2023

ニュース

jp_JP

ロシア, ベラルーシ, ウクライナ, 国際, スポーツ, 国際オリンピック委員会