https://sputniknews.jp/20230410/15617745.html
英軍機、黒海上空でロシア戦闘機に「撃墜されかけていた」 流出文書が主張
英軍機、黒海上空でロシア戦闘機に「撃墜されかけていた」 流出文書が主張
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2022年秋、黒海上空でロシアのSu-27戦闘機が英国の偵察機を撃墜しかける事態が起きていたという。米紙ワシントンポストが、流失した米国防総省の機密文書を引用して報じた。 2023年4月10日, Sputnik 日本
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記事では次のように述べられている。2022年10月、英国のベン・ウォーレス国防長官は、ロシアの戦闘機がミサイルを発射したため、英空軍機は黒海上空でのパトロールを中断せざるを得なかったと述べていた。この事件は9月29日に国際空域で発生したと主張されていた。ウォーレス氏によると、ロシアのSu-27戦闘機2機が英国の偵察機RC-135V「リベット・ジョイント」と接触。そのうちの1機が英国機の近くでミサイルを発射したとされるが、目視範囲からは外れた。その後、ウォーレス氏は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相とワレリー・ゲラシモフ軍参謀総長に、この事件に関する懸念を伝えたと明らかにした。そして10月10日、ロシア側から返答を受けたと強調。ウォーレス氏によると、ロシア側は、今回の事件はSu-27機内での「技術的な不具合」によるものだと報告した。米国防総省の文書では、英偵察機が破壊される恐れを指摘しなかったウォーレス氏とは異なり、当該の事件は偵察機が「撃墜されそうになった」事件だと表現されている。先に、ロシア外務省は、米国とNATOの継続的な挑発行為により、ロシアは黒海の状況に警鐘を鳴らしていると指摘。セルゲイ・ラブロフ外相は、ウクライナでの特殊作戦開始以来、米国は黒海沿岸地域が飛行制限状態にあることを無視していると表明してきた。一方、セルゲイ・リャブコフ外務次官は、米国がこの地域で無人機の使用を続ける意向であることで、ロシアの対抗措置に「突っかかっている」と強調。どんな飛行をしようとも、あらゆる手段で国の安全を確保するというロシアの決意を揺るがすことはできないという。関連ニュース
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英軍機、黒海上空でロシア戦闘機に「撃墜されかけていた」 流出文書が主張
2023年4月10日, 10:21 (更新: 2023年4月10日, 14:39) 2022年秋、黒海上空でロシアのSu-27戦闘機が英国の偵察機を撃墜しかける事態が起きていたという。米紙ワシントンポストが、流失した米国防総省の機密文書を引用して報じた。
「ロシアの戦闘機が昨年、英国の偵察機を撃墜しかけていた。この事件は当初公表されていたよりも重大で、米国とNATO(北大西洋条約機構)同盟国をウクライナでの戦争に直接巻き込む可能性があった」
2022年10月、英国のベン・ウォーレス国防長官は、ロシアの戦闘機がミサイルを発射したため、英空軍機は黒海上空でのパトロールを中断せざるを得なかったと述べていた。この事件は9月29日に国際空域で発生したと主張されていた。ウォーレス氏によると、ロシアのSu-27戦闘機2機が英国の偵察機RC-135V「リベット・ジョイント」と接触。そのうちの1機が英国機の近くでミサイルを発射したとされるが、目視範囲からは外れた。
その後、ウォーレス氏は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相とワレリー・ゲラシモフ軍参謀総長に、この事件に関する懸念を伝えたと明らかにした。そして10月10日、ロシア側から返答を受けたと強調。ウォーレス氏によると、ロシア側は、今回の事件はSu-27機内での「技術的な不具合」によるものだと報告した。
米国防総省の文書では、英偵察機が破壊される恐れを指摘しなかったウォーレス氏とは異なり、当該の事件は偵察機が「撃墜されそうになった」事件だと表現されている。
先に、ロシア外務省は、米国とNATOの継続的な挑発行為により、ロシアは黒海の状況に警鐘を鳴らしていると指摘。セルゲイ・ラブロフ外相は、ウクライナでの特殊作戦開始以来、米国は黒海沿岸地域が飛行制限状態にあることを無視していると表明してきた。一方、セルゲイ・リャブコフ外務次官は、米国がこの地域で無人機の使用を続ける意向であることで、ロシアの対抗措置に「突っかかっている」と強調。どんな飛行をしようとも、あらゆる手段で国の安全を確保するというロシアの決意を揺るがすことはできないという。