ウクライナ当局がインドの女神をモチーフにした風刺画を公開 インド政府高官が憤慨

© Flickr / Sanyam Bahgaインド
インド - Sputnik 日本, 1920, 01.05.2023
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ウクライナ当局は、プロパガンダの一環としてインドの女神カーリーをモチーフにした風刺画を公開した。これに対し、インド政府情報放送省上級顧問のカンチャン・グプタ氏は自身のツイッターで非難。ウクライナ当局は素顔を見せたと綴った。
グプタ氏は、ウクライナ国防省によるツイートのスクリーンショットを自身の投稿に添付した。同省は、ウクライナ軍によるクリミア半島・セバストポリの石油基地へ向けたドローン攻撃後に舞い上がった煙の柱の写真と、マリリン・モンローになぞらえて描かれたインドの女神カーリーの風刺画の2点を公開。さらに、同省はこれらの画像に「芸術作品」との言葉を添えた。
この投稿に対し、グプタ氏はこのように非難した。

「先日、ウクライナの外務次官がデリーを訪れ、インドからの支援を求めた。このごまかしの裏には、ウクライナ政府の素顔が潜んでいる。インドの女神カーリーがプロパガンダ画像で風刺的に描写されているのだ。これは世界中のヒンドゥー教徒の感情に対する攻撃だ」

しばらくして、ウクライナ国防省はこのツイートを削除した。
4月29日、ロシア南西部クリミア半島のセバストポリの石油基地で4つの石油タンクが爆発し、火災が発生。攻撃には計2機のドローンが関与していたが、そのうち1機が撃墜された。この攻撃による負傷者はおらず、セバストポリの燃料供給にも影響はなかった。
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