Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

「ぬかるみにはまった」米メディア、ウクライナでドイツ製自走砲を使用することの問題を語る

© 写真 : Public domain / U.S. Army photo by Spc. Nathanael Mercadoドイツ製の自走榴弾砲PzH 2000
ドイツ製の自走榴弾砲PzH 2000 - Sputnik 日本, 1920, 03.05.2023
サイン
ウクライナに供与されたドイツ製の自走榴弾砲PzH 2000は、それに取って代わるはずだった旧ソ連製自走砲ピオンよりも悪路走破性が低いことがわかった。ニューヨーク・タイムズ紙の記事でマイケル・シュワルツ記者が指摘している。
シュワルツ氏は、春の泥濘はウクライナ軍にとって「もうひとつの敵」だと伝えている。軍用車両はぬかるみにはまり、武器は泥が詰まって動かなくなり、兵士はぬかるみに足を取られるという。
シュワルツ氏によると、ロシアの砲撃が始まったら重量60トンのPzH 2000が自力でその場所から去るのは不可能であるため、すべてのPzH 2000を戦場から引き揚げることが決まった。そのうちの1両はぬかるみにはまり、牽引しなければならなかったという。一方、旧ソ連製のピオンは金属製の「爪」のようなキャタピラを有しているため、「多くの点でドイツの装置より劣っている」ものの、より悪路に強いという。
F-16 - Sputnik 日本, 1920, 27.04.2023
ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い
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同氏はまた、湿気や汚れによって電子機器が故障する可能性があるため、ドイツ製の自走砲は慎重に扱う必要があると指摘している。兵士たちは「自走砲に乗り込む際に特別なブーツまたはスリッパを履かなければならない」ほか、メンテナンスにも多くの時間を費やしているという。
スプートニク通信は先に、ウクライナは軍事支援の一環としてイタリアからM109L自走榴弾砲20基を受け取ったが、戦闘で使用できる状態ではないことがわかったと報じた。
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