チャールズ国王の戴冠式にロシア人イコン画家の作品が登場
2023年5月7日, 15:30 (更新: 2023年5月7日, 16:03)
© AP Photo / Yui Mok/POOLチャールズ国王の戴冠式にロシア人イコン画家の作品が登場
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サイン
チャールズ三世の戴冠式にはロシアの芸術家、セルゲイ・フョードロフ氏が制作したイコン(聖像画)が登場した。BBCテレビがYouTubeで中継したオンライン映像で明らかになった。
ロンドンのウエストミンスター寺院で行われた戴冠式では聖母マリアとイエス・キリストのイコンが確認できる。前者のイコンはいわゆる「カザンの聖母」の伝統で制作されたもの。
💯 reasons to visit Westminster Abbey
— Westminster Abbey (@wabbey) January 16, 2022
96/100, Icons at the Abbey
The two Christian Icons, made of egg tempera and gold on wood, represent the Mother of God with the Christ Child and Christ himself.
They bear the features of an 11th-century Byzantine style of painting. pic.twitter.com/WPZ4OputUa
ウエストミンスター寺院の公式サイトに掲載された情報によると、これらのイコンはロシア出身の芸術家、セルゲイ・フョードロフ氏が制作したものだという。
「カザンの聖母」はロシア正教会で最も有名なイコンの一つ。露タタルスタン共和国の首都であるカザン市を護り、助けるものとしての聖母マリアを描いている。
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