Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

英国 ウクライナに長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」を供与

© AFP 2023 / Ben Stansall長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」
長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」 - Sputnik 日本, 1920, 11.05.2023
サイン
英国のベン・ウォレス国防相は、英国はウクライナに対し、予想される反攻を前に、射程距離250キロ超の巡航ミサイル「ストームシャドウ」を供与すると明らかにした。同氏によると、米政権がその決定を支持しているという。
ウォレス氏によると、ストームシャドウは、すでにウクライナに供与されている高機動ロケット砲システム「HIMARS」や対艦ミサイル「ハープーン」などの長距離ミサイル兵器を補完するものだという。
これよりも前、米CNNは、ミサイル供与はウクライナ軍の「長距離攻撃」を可能にすると指摘した。情報筋が同局に語ったところによると、ウクライナ側はストームシャドウを「ウクライナの主権領域」でのみ使用すると断言している。ウクライナと英国両政府によると、この領域にはロシアの領土であるクリミアも含まれるという。
3月には英政府のウェブサイトで、英国がウクライナ向けに射程100〜300キロメートルのミサイルを購入するという事実が公表された。
地雷 - Sputnik 日本, 1920, 09.05.2023
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ストームシャドウは、英国とフランスが共同開発したステルス機能を持つ長距離巡航ミサイルで、通常、空中で発射される。射程距離は250キロ以上。これは、ウクライナが要求してきた米国製の地対地ミサイルシステム「ATACMS」の射程距離約298キロに及ばない。
米メディア「ポリティコ」は10日、米国は「ATACMS」に関する決定の変更を行うことはなく、英国に追随して長距離ミサイルを供与することはないだろうと報じた。それどころか米政権は、「安堵のため息をついた」という。供与を望んでいない批評家を安心させることができるからだ。
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