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穀物合意 現状と今後の展開
ロシアとウクライナの間の紛争は世界の食料安全保障は問題が先鋭化した。両国ともに農業生産物の輸出大国に数えられるが、戦闘開始後は、穀物の港からの積み出しが難しくなった。これを解決するためロシア、ウクライナ、トルコ、国連は2022年7月22日、穀物合意を締結。合意はウクライナ産穀物を黒海を通って安全に輸送する回廊の設置とロシア産生産物と肥料への禁輸制裁の解除が目的だったが、これが誠実に遂行されていないことにロシア外務省は憂慮を表し、西側諸国の合意違反を非難。この特設コーナーは穀物合意問題についての最新のニュースをご紹介しています。

エルドアン土大統領 穀物合意は延長される

© Sputnik / Vyacheslav Prokofiev/POOL / メディアバンクへ移行トルコのエルドアン大統領
トルコのエルドアン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 17.05.2023
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17日、トルコのエルドアン大統領は穀物合意がさらに2か月延長されることを明らかにした。
エルドアン大統領は、トルコは合意が完全に遂行されるためにあらゆる尽力をつくすと指摘した。
エルドアン大統領はさらに、ロシアのプーチン大統領に対し、穀物合意の枠内で行われたトルコのイニシアチブを支持を表明してくれたとして、謝意を表した。
エルドアン大統領の声明に続いて、ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官も穀物合意の2か月延長が決まったことを確認した。
ザハロワ報道官はさらに、穀物合意の遂行で生じたズレは最大限迅速に解消されねばならないと指摘している。
【図説】穀物合意延長 ロシアが提示する条件 - Sputnik 日本, 1920, 11.05.2023
穀物合意 現状と今後の展開
【図説】穀物合意延長 ロシアが提示する条件
トルコ・イスタンブールで22日、ロシア、トルコ、ウクライナ、国連が、ロシアの輸出制限を解除し、ロシアによるウクライナ産穀物の輸出を可能にする協定に署名した。この協定は、オデッサなど3港から黒海経由でウクライナ産穀物、食料、肥料を輸出するというもの。
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