Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

数十年前から米国はパイプライン爆破能力をテスト=内部告発

© 写真 : Helikopter Wing/Danish Defence「ノルド・ストリーム」のガス漏れ
「ノルド・ストリーム」のガス漏れ - Sputnik 日本, 1920, 23.05.2023
サイン
オンラインストレージサービス旧Megauploadと新会社Megaの設立者キム・ドットコム氏(キム・シュミッツ氏)はツイッターを通じ、米国でパイプラインの破壊工作のシミュレーションに従事していた人物からの情報として、米国は数十年も前からノルドストリームなどのパイプラインに対して破壊工作を行う能力を持っていたことを明らかにした。
情報を提供した内部告発者は、米メリーランド州ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所の請負業者として入り、秘密工作のための改良型SEAL輸送システム(ASDS)の開発に携わっていたと語った。この人物の話では、研究所は2001年の時点ですでにパイプラインの破壊工作など、様々なシナリオをプログラムする能力を持っていた。
「米国が何十年も前にこの能力を持っていたこと、そしてこのシステム(ASDS)が米国の軍備にあり、ノルドストリームを破壊する能力が絶対にあると、私は断言する」内部告発者はこう言った。
この内部告発者によると、フライトモニタリングサービス「Flightradar」のオープンデータから、テロがどのように行われたかを知ることができる。内部告発者は報告書の中で、9月25日と26日、まさに爆破事件の前夜と当日に爆破事件の現場近くのバルト海上空に米海軍の航空機が現れている事実が書かれていると語っている。
ノルド・ストリームガス漏れ - Sputnik 日本, 1920, 08.02.2023
米国人記者シーモア・ハーシュ氏による調査
ノルド・ストリームは米海軍ダイバーが爆破 米国人記者がリーク
内部告発者は、爆発物がどのように設置されたのか、未だに正確には明らかにされていないことから考えると、作戦には米海軍のダイバーと改良型SEAL輸送システムが作関与したとの見方を表している。
関連ニュース
ロシアは冷戦時から米国を阻害 爆破工作に至った米国の動機をハーシュ記者が列挙
独情報機関は「ノルド・ストリーム」事件に関与した疑いがあるとされるヨットについて知っていた=メディア
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала