米国債がデフォルトに陥った場合の影響=経済諮問委員会の報告書

© AFP 2023 / Bryan R. Smithニューヨーク証券取引所
ニューヨーク証券取引所 - Sputnik 日本, 1920, 27.05.2023
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ホワイトハウスの経済諮問委員会の報告書によると、米国債がデフォルト(債務返済不履行)に陥った場合、米国の株式市場は45%下落し、そのようなシナリオの下では国内総生産(GDP)が6.1%減少、830万人が失業する。
米国は6月上旬にもデフォルトに陥るおそれがある。共和党と民主党の代表者が債務上限引き上げについて合意に達しなかった場合、デフォルトが生じる。報告書によると、法定上限は31兆4000億ドル(4416兆円以上)だが、現在、米国の債務は過去最高の31兆8000億ドル(およそ4473兆円)に達しているという。
報告書には「デフォルトに陥った場合、GDPは6.1%減少し、830万人が失業する。(中略)またデフォルトによって米国株式市場は45%下落するだろう。これは2008年に匹敵する深刻な不況を引き起こすだろう」と記載されている。
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