ロシア新編入地域の孤児の連行を計画したウクライナ女がモスクワで逮捕

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警察車両 - Sputnik 日本, 1920, 30.05.2023
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ロシアに新たに編入された地域から孤児を連れ出そうと計画していたウクライナ人の女がモスクワで逮捕された。治安維持機関内の消息筋がスプートニクに明らかにした。
消息筋は「セーブ・ウクライナ財団(ウクライナ保安庁と協力)の命を受け、解放地域(編集注:ロシアが新たに編入した地域)から孤児を連れ出す目的でロシア入りしたウクライナ人の女がモスクワで拘束された」と語っている。
逮捕された女は、あるボランティアから、ヘルソン州ヘニチェスクに来て2人の子どもの後見役として書類を整え、その後、キエフに移動して、そこからドイツに行くように指示されたと話している。
女は児童らの親族ではなく、ロシア入国の際に渡航目的について、ロシア国籍と住居の取得と偽っていた。
プーチン大統領は2023年1月、ドネツク、ルガンスク両人民共和国およびザポロジエ(ザポリージャ)ヘルソン両州に住む孤児を特定し、子どもたちに国の補助や社会支援を迅速に提供するよう政府、児童オンブズマン、地方自治体に指示している。
スプートニクはこれより前、アルチョモフスクから避難した女性がウクライナの奥地へ避難しろというウクライナ当局と軍の要請に従わない場合、子どもを取り上げると脅されたと明かした事実を報じている。
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