インドネシア、ロシアと協力で浮体原子力発電所を設置へ

© Sputnik / Ramil Sitdikov / メディアバンクへ移行ロシアの国営原子力公社「ロスアトム」(アーカイブ写真)
ロシアの国営原子力公社「ロスアトム」(アーカイブ写真) - Sputnik 日本, 1920, 02.06.2023
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インドネシアはロシアと共同で浮体原子力発電所を設置する用意がある。これは原発分野での大規模な協力に向けた最初の一歩となる。インドネシア・エネルギー天然資源省のエゴ・シアフリアル特別顧問がスプートニク通信の取材に応じた中で表明した。
2022年10月、ロシアのリュドミラ・ボロビヨワ駐インドネシア大使は新首都のヌサンタラで新たな原発をロシアが建設する用意があると表明していた。また、浮体原子力発電所を設置する能力もあるとしていた。この原発は大型船に付随させることが可能で、どこにでも設置できる。これにより災害時に欠かせない電源をあらゆる場所で提供できる。
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2023年1月、インドネシアのホセ・タワレ駐露大使はロシア側が提案する原発はインドネシアが望むものだと表明していた。
シアフリアル特別顧問はスプートニク通信の取材に対し、インドネシアは原発の分野でロシアと協力したいとの意向を示した上で、この協力は小規模な浮体原子力発電所から始まるだろうと指摘した。また、長期的には巨大原発の開発でも協力したいとのこと。ただし、そのためには計画の安全性について市民から理解を得る必要があると表明した。
2022年夏にロシアのウラジーミル・プーチン大統領はインドネシアのジョコ・ウィドド大統領に対し、原発分野での協力を提案していた。プーチン大統領によると、ロスアトム社はそうした開発を行う上で十分な経験と能力、安定した技術を持っているという。
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