ザポロジエ原発 - Sputnik 日本, 1920, 30.08.2022
ザポロジエ原発の安全性を巡る状況
ザポロジエ(ザポリージャ)原子力発電所は、欧州最大の原子炉数と出力を誇る原発で、2022年3月からロシア軍の保護下に入っている。度重なるウクライナ軍による攻撃で原発の安全性に問題が生じたため、9月初旬、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長率いる調査団が査察。調査報告書では、原発の周辺を「安全ゾーン」とする必要性が訴えられているが、その後もウクライナ軍は原発敷地や周辺の町への散発的な攻撃を続けている。10月のザポロジエ州のウクライナからの離脱・ロシア編入に伴い、新運営会社のもとロシア国内の基準に即した運転に移行している。

中国、露宇間の停戦交渉再開とザポロジエ原発への攻撃停止を呼び掛け

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中国、露宇間の停戦交渉再開とザポロジエ原発への攻撃停止を呼び掛け - Sputnik 日本, 1920, 31.05.2023
サイン
中国はロシアとウクライナの停戦交渉再開を要求する。国連安保理の会合で中国の耿爽次席大使が表明した。
次席大使は会合の中で、両国が速やかに停戦交渉を再開することに期待すると発言した。そしてそのためには国際社会による共通の努力に加え、これに向けた両国の努力が必要になると指摘した。また次席大使は、核施設に脅威をもたらすようなあらゆる行為を回避するよう紛争当事国に求めた。
プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 30.05.2023
ウクライナのドローンによるロシアへのテロ攻撃
モスクワへのドローン攻撃はテロ行為=プーチン大統領
30日に行われた国連安保理の会合にはIAEA(国際原子力機関)のラファエル・グロッシ事務局長が参加し、ザポロジエ原子力発電所の安全維持に関する原則について意見を提示した。この原発はドニエプル川の左沿岸部にあり、欧州で最大規模の原発となっている。この原発は2022年10月、ロシア領の管理下に置かれたことから、ウクライナ軍は原発のあるエネルゴダル市に加え、原発に通じる地域をたびたび砲撃している。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相はウクライナ軍の攻撃により大災害の危険性が迫っているとの懸念を示してきた。
またIAEAは原発周辺に非武装地域を設置する必要性をこれまで主張してきた。
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