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ウクライナにはF16向けのインフラがない＝ゼレンスキー大統領

ウクライナにはF16向けのインフラがない＝ゼレンスキー大統領

Sputnik 日本

ウクライナ政府は西側諸国から「強力な」数の米国製戦闘機「F16」が供与されることを期待しているが、ウクライナにはまだF16向けのインフラがない。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、6日の記者会見でこのように述べた。ウクライナメディア「Suspilne」が報じている。 2023年6月7日, Sputnik 日本

2023-06-07T16:46+0900

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ゼレンスキー大統領によると、先日モルドバで開催された欧州政治共同体の首脳会議の枠組みで、F16供与という最も本質的な問題に関する議論が行われたという。またゼレンスキー氏は、F16に必要なインフラの建設や準備を今始めるのは意味がない、ウクライナには、同戦闘機が供与されるという「書類上の」保証がまだないと述べた。ウクライナ向けのいわゆる「F16戦闘機連合」の設立は5月末に検討されていたが、米国はこれまで自国の戦闘機の供与に強く反対していた。ウクライナ政府が最終的にF16をどれだけの数量をどの期間内に受け取ることになるかは、現時点では明らかになっていない。これよりも前の5日、ウクライナのシュミハリ首相は、ウクライナ人パイロットの第一陣がF16の訓練のため英国に派遣されたと発表した。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は5日、タジキスタンにあるロシア陸軍の第201番軍事基地を訪問した。その際ラブロフ氏は、ウクライナ政府へのF16の供与が紛争をエスカレートさせるとの懸念を表明した他、同戦闘機の派生型の1つには核兵器を搭載することができ、ロシア政府はこれを無視することはできないと強調した。一方、米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は、その翌日の会見で、ウクライナ向けのF16への核弾頭配備に関する質問には直接答えなかった。関連記事

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