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「選挙妨害だ」　機密文書事件で無罪主張のトランプ前大統領　バイデン政権を痛烈批判

「選挙妨害だ」　機密文書事件で無罪主張のトランプ前大統領　バイデン政権を痛烈批判

Sputnik 日本

米国のドナルド・トランプ前大統領が機密文書を違法に保持したとして起訴された事件で、13日に裁判所で罪状認否が行われた。出廷したトランプ氏は全37件の罪状について否認。その後、支持者らを前に演説し、事件はバイデン政権による選挙妨害だと持論を展開した。 2023年6月14日, Sputnik 日本

2023-06-14T15:36+0900

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複数の米メディアによると13日、機密文書を違法に保管したなどとして起訴されたトランプ氏と側近のウォルト・ナウタ氏が、フロリダ州マイアミの連邦裁判所に出廷。トランプ氏らは一時的に「逮捕」された状態となった。罪状認否でトランプ氏は、37件全ての起訴内容を否認した。裁判所は保釈金や海外渡航制限などの条件を課さずに、2人を釈放した。罪状認否のあと、トランプ氏は支持者らを前に次のように述べている。さらにトランプ氏は、「どんな文書を持ち出すかは大統領に決定権がある」と述べ、起訴内容に含まれる機密文書を自宅で保管したのは問題ないとして、身の潔白を訴えた。また、ジョー・バイデン大統領がオバマ政権の副大統領時代に、賄賂を受け取っていたとする疑惑を念頭に、起訴によって「本当のスパイと本当の犯罪から注目を背けさせようとしている」と主張。民主党やバイデン政権は「腐敗した政治家」であり大統領のポストに就くべきではないと述べた。FBI（米連邦捜査局）は2022年8月、フロリダ州マー・ア・ラゴのトランプ氏の別荘から国家機密を含む文書300件以上を押収した。今年6月9日、トランプ氏は国家安全保障に関わる機密文書の不法所持や偽証罪など37件の罪状で起訴された。有罪判決が下された場合、禁固刑の刑期は最長400年にも及ぶ。これとは別にトランプ氏はこれまでに、不倫口止め料支払い疑惑に絡む文書偽造などを含む34件の罪状で起訴されている。スプートニクは、トランプ氏が有罪となった場合に実刑判決の可能性があるのか、専門家に話を聞いてまとめた。関連ニュース

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