米国は世界中で生物兵器の材料にアクセス=露国防省
2023年6月19日, 23:05 (更新: 2023年6月19日, 23:12)
© Sputnik / Ministry of Defence of the Russian Federation / メディアバンクへ移行ロシア軍の放射線・化学・生物学防護部隊を率いるイーゴリ・キリロフ中将
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ロシア軍の放射線・化学・生物学防護部隊を率いるイーゴリ・キリロフ中将は19日の定例会見で、米国防総省が米海軍医学科学研究所(NMRC)や米陸軍ウォルター・リード科学研究所(WRAIR)のネットワークを使い、生物兵器の材料となりうる病原体へのアクセスを得ていると述べた。
キリロフ中将の会見によると、WRAIRはタイ、ネパール、カンボジア、フィリピンの4カ所に海外拠点を持っており、さらに東南アジア12カ国と協力しているという。また、各拠点には高レベルの隔離研究室や、病原体などのサンプリング、輸送のための部隊ネットワークが用意されているという。
また、キリロフ中将は、NMRCの各拠点や下部組織の研究所「NAMRU」は、北アフリカや中東、南米などでも活動していると指摘した。
キリロフ中将は次のように述べている。
「こうした枝分かれした世界中で実現されているアプローチによって、米軍部は生物兵器の潜在的な因子となる伝染病の重大な変異種へのアクセスを得ているのだ」
米大統領候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏は、ツイッターの音声ライブ配信機能「スペース」で行われた米起業家のイーロン・マスク氏との対談の中で、「米国の生物研究所は世界中に存在する」と発言した。
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