Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

「数分で壊滅」 戦車「レオパルト」失ったウクライナに失望の声=独紙

© 写真 : Ministry of Defence of the Russian Federation露国防省が公開した破壊されたウクライナ軍の戦車
露国防省が公開した破壊されたウクライナ軍の戦車 - Sputnik 日本, 1920, 03.07.2023
サイン
供与された兵器を1カ月で失ったウクライナは、西側諸国の期待に応えることができなかった。独紙「Berliner Zeitung」の論説委員を務めるフランツ・ベッキ氏は、ウクライナ軍が反転攻勢開始からわずか3週間で、複数の独製戦車「レオパルト」を失ったと強調している。
ベッキ氏によると、ドイツのウクライナへの軍事支援は2022年、約20億ユーロ(3150億円)だったが、2023年は約55億ユーロ(8660億円)となった。2024年には約105億ユーロ(1兆6530億円)に達するとの観測もある。
また、ウクライナに供与された戦車「レオパルト2」は計54両に上る。ベッキ氏は、ウクライナの政権は損失を公表していないため、撃破された戦車の正確な数は明らかでないとしているが、最低でも「レオパルト2」の13パーセントは失ったと主張している。
Leopard 2 A4M - Sputnik 日本, 1920, 13.06.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
破壊された「レオパルト2」 全ての代車は用意できない=ドイツ国防相
米誌「フォーブス」のデータによると、6月8日の戦闘がウクライナ側に「高くついた」という。この日、ウクライナ軍は地雷原で「レオパルト2A6」14両中3両、重地雷除去車両「レオパルト2R」6両中3両を失った。同誌は、これらが数分で起こったのは明らかで、人的にも金銭的にも被害が大きかったと指摘している。
7月3日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、ウクライナ軍が突破を試みる各戦線で、これまでにロシア軍が「レオパルト2」16両を撃破したと発表した。これはポーランドとポルトガルがウクライナに供与した「レオパルト2」の数にほぼ匹敵する。
破壊されたウクライナ軍の独製戦車の映像は、西側諸国で大きな反響を呼んだ。先月20日、ロシアではレオパルトを撃破した露軍兵士、アンドレイ・クラフツォフ氏は100万ルーブル(およそ163万円)の報奨金を得ている。
関連ニュース
「チャンスは皆無」 ウクライナはNATOに欺かれた=米元軍人
「これはレオパルトではなく射撃の的」ウクライナの野原で西側の数十億ドルとロシアに勝つ望みが燃え尽きようとしている
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала