【図説】福島第一原発の処理水 海洋放出開始へ

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日本の東京電力は先月26日、福島第一原子力発電所に保管されている処理水の海洋放出に使用する設備の工事が完了したと発表した。これを受け、28日からは原子力規制委員会が最終検査を開始し、4日には国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長が訪日する。
処理水には水素の放射性同位体であるトリチウムが含まれているものの、放射性物質は概ね除去されている。タンクに貯められた処理水の量は約125万トン。福島第一原発の廃炉作業に合わせ、30年ほどかけて放出するという。
日本政府は処理水の安全性を繰り返し訴えているが、近隣諸国は処理水放出の計画に反対している。処理水をめぐる状況について、スプートニクがインフォグラフィックでまとめた。
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