【まとめ】国防費の増額やウクライナへの長期支援 NATO事務総長、来週の首脳会議で予定している内容を語る

© AP Photo / Mindaugas Kulbis北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長 - Sputnik 日本, 1920, 07.07.2023
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北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は7日、リトアニアの首都ビリニュスで11~12日に開かれるNATO首脳会議を前に記者会見し、NATOとウクライナの今後の関係や、NATOの新地域防衛計画の承認について語った。
主な発言は以下の通り。
NATOはビリニュスで開催される首脳会議で、ロシアやテロといったNATOの主な「脅威」に対応するための3つの地域防衛計画を承認する予定。
NATOの新たな防衛計画には、欧州に高い即応性を持つ部隊を30万人配備することが含まれる。
NATO加盟国は、国防費の最低値を国内総生産(GDP)比2%にする。
NATO加盟国の国防支出は2023年に8.3%増加し、過去数十年で最大の伸びになる。
ビリニュスで開催される首脳会議では、各国がウクライナをNATO加盟に近づける措置で合意する見込み。また、ウクライナ・NATO理事会も設置される予定。
NATOは、ウクライナ向けに5億ユーロ相当の追加支援パッケージ(燃料や医薬品を含む)を準備している。
NATO加盟国は、ウクライナへの砲弾の供与を増やす。
ウクライナへのクラスター爆弾の供与に関する決定は、NATOレベルではなく、NATO加盟国が独自に行うべき。
数日前、ストルテンベルグ氏は、NATO事務総長の任期が1年間延長されたと発表した。同氏は 2014年10月に事務総長に就任した。
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