https://sputniknews.jp/20230717/16553303.html

製造が追いつかない　欧州軍産の問題点が露呈＝米マスコミ

製造が追いつかない　欧州軍産の問題点が露呈＝米マスコミ

Sputnik 日本

西側諸国はウクライナへの軍事支援のせいで自国の備蓄をほぼ使い果たした一方で、ウクライナからの要請を満足させるだけの製造能力の拡大には数年を要す恐れがある。ブルームバークが報じた。 2023年7月17日, Sputnik 日本

2023-07-17T06:14+0900

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記事に著者は、西側の軍備蓄が枯渇し、それを補充する生産能力が限定されているという事実は果たしてウクライナへの軍事支援を継続する能力が西側の産業にあるかどうかに疑問を投げかけていると説明している。ブルームバーグの記事の執筆者によれば、英国の国防情報セキュリティ・航空宇宙関連企業BAEシステムズは先日、ウクライナ軍が必要とするM777 155mm榴弾砲の製造を刷新するには最低でも30カ月はかかることを米国防総省に報告しており、独ラインメタルも戦闘用戦車の修理と近代化には最低でも1年かかるとしている。ブルームバーグによれば、紛争開始直後の数カ月間はウクライナはFGM-148ジャベリン対戦車兵器用の弾薬を時に1日に最大500基使用することもあった。ロッキード・マーティンとレイセオンは現在、共同で年間2100台の対戦車兵器を製造しているが、2025年までにはこの数字を倍増させる計画を立てている。ブルームバーグは、米国がウクライナへクラスター爆弾供与を決めたのはこうした武器不足が原因だと説明している。ロシアはクラスター爆弾の供給について、民間人が攻撃にさらされるうえ、紛争の危機を長引かせることが目的だと強調している。関連ニュース

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