Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

米戦車「エイブラムス」、9月に最大8両供与へ=米誌

© 写真 : The U.S. Army米戦車エイブラムス「M1A2」
米戦車エイブラムス「M1A2」 - Sputnik 日本, 1920, 28.07.2023
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米国がウクライナに供与を約束していた主力戦車「エイブラムス」について、9月にも最大で8両が第1弾として引き渡される。米誌「ポリティコ」が関係者の話として伝えている。
同誌が匿名の国防関係者や議会議員補佐らの話として伝えたところによると、9月にウクライナに供与されるエイブラムスの数量は6~8両とみられている。8月中にもドイツに移送し、改修作業を行う。それが終わり次第ウクライナ側に引き渡される予定だ。ウクライナ兵への訓練は約10週間を要し、これもドイツで行われている。
米国はウクライナに対し、31台のエイブラムス供与を約束している。当初は改良型の「M1A2」を送るとしていたが、その後備蓄として残っている旧型の「M1A1」に変更した。これまでに米側は、エイブラムスがロシア軍に鹵獲されるのを見越して、機密技術の流出を防ぐために改造を行っていた。
F16戦闘機 - Sputnik 日本, 1920, 28.07.2023
ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い
【視点】ウクライナのF16戦闘機の操縦士は事実上、カミカゼ特攻隊になるのか?
エイブラムスは一部メディアから「燃料をむさぼり食うブタ」と呼ばれるほど、燃費が悪いことで知られている。起動させるだけで6リットルのジェット燃料が必要で、その後は1リットルあたり200メートルしか進めない。1両辺りで1日2000リットルを消費するため、31台そろったときに必要になる供給網確立の困難さは想像に難くない。
さらに、ロシアの戦車「T90M」が約48トンなのに対し、エイブラムスは67.6~73.6トンとかなりの重量級だ。イラクやアフガニスタンなどの荒野での戦闘とは違い、ウクライナの泥地では身動きが取れなくなる可能性がある。また、露戦車が渡れる小さな橋は、エイブラムスの重さに耐えられないという事態も想定される。
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