Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ウクライナ向けエイブラムス戦車の「改修」は何を意味するのか 軍事専門家が説明

© 写真 : The U.S. Army/Twitter account of 笑脸男人エイブラムス戦車
エイブラムス戦車 - Sputnik 日本, 1920, 29.07.2023
サイン
ロシア外務省付属外交アカデミーの軍事専門家ワジム・カズュリン氏は、ロシアメディアに対し、米国はまずウクライナに供与する米製戦車エイブラムスから機密技術をすべて取り除くだろうと語った。
カズュリン氏によると、今年9月にもウクライナへのエイブラムス戦車の供与が始まる可能性がある。そのオリジナルの改良型には多数の先端技術が盛り込まれており、新しい射撃管制システムや熱画像パノラマ照準器が搭載されている。一方、ウクライナ向けのエイブラハムは事前に改修される予定で、その過程でまず劣化ウランを使用した装甲が除去される見込み。その開発の機密性が高いことが理由だとされる。カズュリン氏は「米国がドイツで行うことを決めた(ウクライナに)供与する戦車の改修は、もちろん、ロシア軍の手に渡らないようにするためにすべての機密技術を取り除くことを意味している」と強調した。
英国の主力戦車チャレンジャー2 - Sputnik 日本, 1920, 08.07.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
戦車チャレンジャー 2は事実上ウクライナ軍の役に立たず 運用に関する英国の要請で
同氏によると、ウクライナ軍向けの米国製戦車はドイツからウクライナに送られる前にさらに修理して「きちんと仕上げる」必要があるという。カズュリン氏は、実際の軍事行動の性質、特に無人機(ドローン)が積極的に使用されていることを考慮して、ドイツでは「剥ぎ取られた」エイブラムス戦車の保護を強化したくなるはずだとの見方を示した。なお、ウクライナの乗組員はドイツのグラーフェンヴェーアでエイブラムス戦車の操縦訓練を受ける予定。訓練期間は10週間とみられている。
スプートニク通信は先に、ロシアが構築した地雷原によってウクライナの戦場で戦う西側の軍事機器の脆弱性が明確に示されたと報じた。
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