https://sputniknews.jp/20230807/16736924.html
ウクライナ、世界の臓器移植の闇市場をけん引=ザハロワ報道官
ウクライナ、世界の臓器移植の闇市場をけん引=ザハロワ報道官
Sputnik 日本
ウクライナは世界の臓器移植の闇市場をけん引する国となった。ウクライナ政府も血にまみれたビジネスを隠蔽し、黙認している。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が、露紙に寄稿した記事でこのような見方を示した。 2023年8月7日, Sputnik 日本
2023-08-07T20:53+0900
2023-08-07T20:53+0900
2023-08-07T20:53+0900
ウクライナ
国際
人権問題
社会
ロシア外務省
マリア・ザハロワ
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/08/02/16692225_0:0:3071:1728_1920x0_80_0_0_60b729be2772a6fe897ea07e3b7383f5.jpg
記事は露外務省の公式サイトにも掲載された。そのなかで、ザハロワ報道官は次のように述べている。ザハロワ報道官は、2023年6月にウクライナ・スロバキア国境で、慈善団体職員を名乗る男が臓器移植などのために子どもを人身売買しようとしていたとして、逮捕された事件にも触れている。このときの保釈金はたったの100万フリブニャ(約387万円)で、男は釈放後に行方をくらましている。一方、ロシア支持などの疑いで逮捕されたウクライナ正教会(正統派のモスクワ総主教庁系)の高位聖職者・パーヴェル府主教は3300万フリブニャ(1億2791万円)の保釈金が課せられている。ザハロワ報道官は「このことはウクライナ政府が血まみれたビジネスを隠蔽し、黙認していることを示唆している」と述べている。さらに、ザハロワ報道官は国家ぐるみの疑惑についても指摘している。ザハロワ報道官は、この合意でウクライナ側からは、保健省や大統領府職員の協力を得た「個人事業主」らが暗躍しているとも主張する。ウクライナの臓器売買をめぐっては、2021年に日本人女性が金と引き換えにウクライナのドナーから腎臓の提供を受けた事例が明るみになっている。読売新聞によると、女性はNPO法人を通して約2000万円の費用を支払い、中央アジア・キルギスの病院で手術を受けたが、移植された腎臓は機能しておらず帰国後に摘出した。また、同紙はウクライナ語のネットサイトでは2020年以降、コロナ禍を背景にした生活苦で、臓器売買をあっ旋する書き込みなどが以前の4倍超に増加したと指摘している。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20230801/16683854.html
ウクライナ
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/08/02/16692225_332:0:3063:2048_1920x0_80_0_0_870182e3818539d1a019b358d897a71a.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ウクライナ, 国際, 人権問題, 社会, ロシア外務省, マリア・ザハロワ
ウクライナ, 国際, 人権問題, 社会, ロシア外務省, マリア・ザハロワ
ウクライナ、世界の臓器移植の闇市場をけん引=ザハロワ報道官
ウクライナは世界の臓器移植の闇市場をけん引する国となった。ウクライナ政府も血にまみれたビジネスを隠蔽し、黙認している。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が、露紙に寄稿した記事でこのような見方を示した。
記事は露外務省の公式サイトにも掲載された。そのなかで、ザハロワ報道官は次のように述べている。
「ウクライナが闇移植の世界的リーダーになったのは今に始まったことではない。1990年代末から、違法に死体から臓器を取り出すといった事件は見られた。これらは社会経済情勢の悪化に起因していた」
ザハロワ報道官は、2023年6月にウクライナ・スロバキア国境で、慈善団体職員を名乗る男が臓器移植などのために子どもを人身売買しようとしていたとして、逮捕された事件にも触れている。このときの保釈金はたったの100万フリブニャ(約387万円)で、男は釈放後に行方をくらましている。
一方、ロシア支持などの疑いで逮捕されたウクライナ正教会(正統派のモスクワ総主教庁系)の高位聖職者・
パーヴェル府主教は3300万フリブニャ(1億2791万円)の保釈金が課せられている。ザハロワ報道官は「このことはウクライナ政府が血まみれたビジネスを隠蔽し、黙認していることを示唆している」と述べている。
さらに、ザハロワ報道官は国家ぐるみの疑惑についても指摘している。
「今年6月に北大西洋条約機構(NATO)に加盟しているある国の保健省が、移植に最もよく使われるヒトの臓器や身体の一部を積んだ冷凍車の『供給』に関して、ウクライナ側と合意したというデータもある。対象になるのは角膜、一部の骨格、組織、心臓、肝臓などだ」
ザハロワ報道官は、この合意でウクライナ側からは、保健省や大統領府職員の協力を得た「個人事業主」らが暗躍しているとも主張する。
「『そんなことはあり得ない』と思っている人がいるなら、念を押しておきたいが、ウクライナでは外国への死後のドナー提供と臓器販売が認められている。不思議なのは別のことだ。ゼレンスキー政権のメンバーたちは、自らこの供給について決定しておきながら公表しようとはしないのだ」
ウクライナの臓器売買をめぐっては、2021年に日本人女性が金と引き換えにウクライナのドナーから
腎臓の提供を受けた事例が明るみになっている。読売新聞によると、女性はNPO法人を通して約2000万円の費用を支払い、中央アジア・キルギスの病院で手術を受けたが、移植された腎臓は機能しておらず帰国後に摘出した。
また、同紙はウクライナ語のネットサイトでは2020年以降、コロナ禍を背景にした生活苦で、
臓器売買をあっ旋する書き込みなどが以前の4倍超に増加したと指摘している。