https://sputniknews.jp/20230811/16770411.html
金正恩氏、朝鮮人民軍の攻撃準備を強化すると発表
金正恩氏、朝鮮人民軍の攻撃準備を強化すると発表
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北朝鮮の指導者、金正恩氏は朝鮮労働党中央軍事委員会の会議で、朝鮮半島の軍事・政治情勢の深刻な悪化を受けて、党は国の軍事ドクトリンを刷新する方針をとると表明した。北朝鮮の朝鮮中央通信が報じた。 2023年8月11日, Sputnik 日本
2023-08-11T06:12+0900
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同通信社によると、「金正恩氏は朝鮮半島とその周辺の現状を総括、分析し、朝鮮人民軍の戦争準備を攻勢的にすすめることに関する重要な結論を出した」という。また金氏は、「強い軍隊」があってこそ地域における戦争の抑止や防止を目的とした党の軍事戦略の実行が可能になると強調したという。朝鮮中央通信はまた、会議では朝鮮人民軍の新たな総参謀長に李永吉(リ・ヨンギル)氏が任命されたと報じた。同通信社によると、北朝鮮の新たな軍事ドクトリンでは、軍の戦闘準備を攻勢的に改善することや、より強力な戦術的および戦略的攻撃兵器の生産とが重要な位置を占めることになるという。金正恩氏は、現代の戦争で敵に対して圧倒的な勝利を収めることができるのは確信を持った戦術・戦略的イニシアチブのみであるため、朝鮮人民軍はいつでも敵の攻撃を撃退するだけでなく、同時に専門常識にかなった攻撃行動を取る準備ができていなければならないとしたとされる。金氏はまた、強力な攻撃兵器の生産を増やし、それを軍のあらゆる部隊に配備することにも注意を向けた。同氏は、軍需産業分野のすべての工場は近代化する軍の運用上の需要を考慮して、あらゆる種類の兵器の生産を短期間で増加させるべきだと強調したという。スプートニクは先に、朝鮮半島において核兵器が使用されうるという声明の応酬は、軍事衝突を招きかねないと報じた。関連記事
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金正恩氏、朝鮮人民軍の攻撃準備を強化すると発表
2023年8月11日, 06:12 (更新: 2023年8月11日, 06:19) 北朝鮮の指導者、金正恩氏は朝鮮労働党中央軍事委員会の会議で、朝鮮半島の軍事・政治情勢の深刻な悪化を受けて、党は国の軍事ドクトリンを刷新する方針をとると表明した。北朝鮮の朝鮮中央通信が報じた。
同通信社によると、「金正恩氏は朝鮮半島とその周辺の現状を総括、分析し、朝鮮人民軍の戦争準備を攻勢的にすすめることに関する重要な結論を出した」という。また金氏は、「強い軍隊」があってこそ地域における戦争の抑止や防止を目的とした
党の軍事戦略の実行が可能になると強調したという。朝鮮中央通信はまた、会議では朝鮮人民軍の新たな総参謀長に李永吉(リ・ヨンギル)氏が任命されたと報じた。
同通信社によると、北朝鮮の新たな軍事ドクトリンでは、軍の戦闘準備を攻勢的に改善することや、より強力な戦術的および戦略的攻撃兵器の生産とが重要な位置を占めることになるという。金正恩氏は、現代の戦争で敵に対して圧倒的な勝利を収めることができるのは確信を持った
戦術・戦略的イニシアチブのみであるため、朝鮮人民軍はいつでも敵の攻撃を撃退するだけでなく、同時に専門常識にかなった攻撃行動を取る準備ができていなければならないとしたとされる。
金氏はまた、強力な攻撃兵器の生産を増やし、それを軍のあらゆる部隊に配備することにも注意を向けた。同氏は、軍需産業分野のすべての工場は近代化する軍の運用上の需要を考慮して、あらゆる種類の兵器の生産を短期間で増加させるべきだと強調したという。
スプートニクは先に、朝鮮半島において
核兵器が使用されうるという声明の応酬は、軍事衝突を招きかねないと報じた。