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北朝鮮、韓国大統領の訪米を挑発的と非難　「核戦争を既成事実化している」

北朝鮮、韓国大統領の訪米を挑発的と非難　「核戦争を既成事実化している」

Sputnik 日本

朝鮮中央通信（KCNA）は、韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の訪米は挑発行為であり、北朝鮮に対する敵対政策の典型的な表れだと非難し、「事実上」北朝鮮に対する核戦争を現実化するものとすると報じた。 2023年4月30日, Sputnik 日本

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韓国の尹大統領と米国のバイデン大統領は26日、ワシントンでの首脳会談後、拡大抑止を強化するとともに、核や戦略企画を議論し、不拡散体制に対する北朝鮮の脅威を管理する「核協議グループ」の設置を盛り込んだワシントン宣言を採択した。また、両国は北朝鮮からの核攻撃があった場合、米国の核兵器を含む米韓同盟の全ての力を使い、迅速に断固とした反撃をすると誓約を取り付けた。同紙は「裏切り者で傀儡の尹錫悦による今回の訪米は、主人と傀儡が一緒になって朝鮮を破壊するという邪悪な計画を練るものだ。最も敵対的・攻撃的で挑発的な訪問であり、核戦争という観点からは危険なものだ」と非難。また「米国が提示する『拡大抑止』の実用性を高めるためのワシントン宣言は、北朝鮮に対する忌まわしい敵対政策の典型的な産物である」と述べられている。さらに、今回の首脳会談の主要テーマは北朝鮮の封じ込めであったと指摘。米韓核協議グループの設置、朝鮮半島への原子力潜水艦などの配備拡大、合同軍事演習の拡充による「拡大抑止」の強化は、「北朝鮮に対する核戦争が既成事実化する」ものだと述べられている。北朝鮮は、29日にも金正恩氏の妹で北朝鮮国務委員会の金与正委員長が談話を発表。バイデン大統領が、仮に北朝鮮が米国またはその同盟国に核攻撃を行おうとする場合、北朝鮮の体制を転換させると警告したことを受け、バイデン大統領を「未来のない老人」、「米国の安全保障と未来について責任を負うことができない高齢者」と罵った。関連ニュース

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