Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ホワイトハウス ウクライナ向け劣化ウラン弾供給計画を確証せず

© AP Photo / Hidajet Delic劣化ウラン弾
劣化ウラン弾 - Sputnik 日本, 1920, 05.09.2023
サイン
ホワイトハウスは現段階ではウクライナ向けの劣化ウラン弾の供給計画を認めていない。米国家安全保障会議の消息筋がスプートニクからの取材に明らかにした。
9月2日付けのロイター通信は米行政府内の消息筋情報として、これから発表されるキエフ向けの軍事支援パケットに初めて劣化ウランを装填した徹甲弾が含められることを明らかにした。ロイターの記事には、劣化ウラン入りの徹甲弾は戦車エイブラハム用の砲弾で、エイブラハムは9月中旬には10台がウクライナの軍備に加わると書かれている。
米国家安全保障会議の消息筋は、ワシントンが軍需物資を送る意思があることを確認する用意があるかというスプートニクからの問いに自分は「確証することはできない」と回答した。
劣化ウラン弾 - Sputnik 日本, 1920, 30.06.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
ウクライナが直面する新たな脅威 米英の劣化ウラン弾供与

弾丸の供給は実施間近、より遠のく和平の調整

社会政治調査センター「アスペクト」のゲオルギー・フョードロフ会長はスプートニクからの取材に対し、米国は実際に劣化ウラン弾をまず供給し、エイブラハム戦車の供給は「ロジスティクス上の困難さ」にかこつけて、ようやく、その後に行われる可能性があると見ている。
「ロシア・米国アソシエーション」の副代表でロシア科学アカデミー、世界経済国際関係大学、軍事政治分析調査プロジェクト・セクターのセルゲイ・オズノビシェフ部長は、米国は弾薬供給計画を進めることで何らかの調整が行われる将来性を退けてしまっていると指摘している。

「米国は積極的にあらゆるウクライナ・キャンペーンを支持しており、武器を供給すると約束してキエフ政権が軍事行為を緩めないよう後押ししている」

ザハロワ露外務省報道官 - Sputnik 日本, 1920, 15.06.2023
米国が劣化ウラン弾供与ならウクライナ産穀物も汚染=ザハロワ露外務省報道官
これより前、ウクライナ国防相を解任されたアレクセイ・レズニコフ氏はウクライナは2022年2月から現在までに同盟諸国から1000億ドル規模の支援(14兆6488億円。そのうち600億ドル、およそ8兆8000億円が米国から)を受けとったことを明らかにしていた。
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