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【まとめ】海洋協力やデジタル分野で協力強化 岸田首相、ASEANインド太平洋フォーラムで演説
【まとめ】海洋協力やデジタル分野で協力強化 岸田首相、ASEANインド太平洋フォーラムで演説
Sputnik 日本
インドネシアを訪問中の日本の岸田首相は6日、ASEANインド太平洋フォーラム(AIPF)で演説し、インフラや海洋安全保障の分野で東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係を発展させる意向を表明した。 2023年9月6日, Sputnik 日本
2023-09-06T15:28+0900
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岸田首相は、新たな協力として「日ASEAN包括的連結性イニシアティブ」を発表した。「日本として6つの分野での連結性強化の協力を進めていく」という。岸田首相によると、日本はこれらの分野において、今後3年間で5000人の人材育成を行う。岸田氏は「ASEAN諸国と技術協力を進め、ネットワークを強化することで、我が国もASEANと共に成長していく。日本とASEANが新たな社会的価値を共創できる未来を築いていきたい」と述べた。また岸田氏は、今年12月に東京で開催される日本とASEANの特別首脳会議で、将来の関係と協力の大きな方向性を示すビジョンを共同で打ち出したいとの考えを表明した。第26回日ASEAN首脳会議岸田氏は同日、日ASEAN首脳会議にも出席した。ASEAN諸国からは、長年にわたる幅広い分野での日本の協力、ASEAN中心性や「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」への支持、JAIF(基金)への1億ドルの拠出に対する謝意、日ASEAN包括的戦略的パートナーシップ(CSP)の立ち上げ及び「ASEAN包括的連結性イニシアティブ」への歓迎、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想への評価の意が示された。また、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)とAOIPのシナジー効果についても言及されたほか、多くの首脳が、今年12月に東京で予定されている日本とASEANの特別首脳会議で新たな関係のビジョンが打ち出され、さらに関係が強化されることへの期待を示したという。岸田氏はALPS処理水について、国際社会において広く理解が得られていると指摘した。一方、同氏は、国際原子力機関(IAEA)とも緊密に連携し、「科学的根拠に基づき、高い透明性をもって国際社会に丁寧に説明していくという立場に変更はない」として、引き続き各国の理解と支持を求めた。関連記事
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【まとめ】海洋協力やデジタル分野で協力強化 岸田首相、ASEANインド太平洋フォーラムで演説
2023年9月6日, 15:28 (更新: 2023年9月6日, 18:56) インドネシアを訪問中の日本の岸田首相は6日、ASEANインド太平洋フォーラム(AIPF)で演説し、インフラや海洋安全保障の分野で東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係を発展させる意向を表明した。
岸田首相は、新たな協力として「日ASEAN包括的連結性イニシアティブ」を発表した。「日本として
6つの分野での連結性強化の協力を進めていく」という。
岸田首相によると、日本はこれらの分野において、今後3年間で5000人の人材育成を行う。
岸田氏は「ASEAN諸国と技術協力を進め、ネットワークを強化することで、我が国もASEANと共に成長していく。日本とASEANが新たな社会的価値を共創できる未来を築いていきたい」と述べた。
また岸田氏は、今年12月に東京で開催される日本とASEANの特別首脳会議で、将来の関係と協力の大きな方向性を示すビジョンを共同で打ち出したいとの考えを表明した。
岸田氏は同日、
日ASEAN首脳会議にも出席した。ASEAN諸国からは、長年にわたる幅広い分野での日本の協力、ASEAN中心性や「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」への支持、JAIF(基金)への1億ドルの拠出に対する謝意、日ASEAN包括的戦略的パートナーシップ(CSP)の立ち上げ及び「ASEAN包括的連結性イニシアティブ」への歓迎、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想への評価の意が示された。また、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)とAOIPのシナジー効果についても言及されたほか、多くの首脳が、今年12月に東京で予定されている日本とASEANの特別首脳会議で新たな関係のビジョンが打ち出され、さらに関係が強化されることへの期待を示したという。
岸田氏は
ALPS処理水について、国際社会において広く理解が得られていると指摘した。一方、同氏は、国際原子力機関(IAEA)とも緊密に連携し、「科学的根拠に基づき、高い透明性をもって国際社会に丁寧に説明していくという立場に変更はない」として、引き続き各国の理解と支持を求めた。