林外相、ウクライナ訪問 紛争後初 ゼレンスキー大統領と会談

© AP Photo / Ukrainian Presidential Press Officeゼレンスキー大統領と林外相
ゼレンスキー大統領と林外相 - Sputnik 日本, 1920, 10.09.2023
サイン
日本の林外相は9日、ウクライナの首都キエフ(キーウ)を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談(約35分間)を行った。日本外務省によると、林氏はG7がこれからも結束してウクライナ支援を継続する考えなどを表明した。ゼレンスキー氏は林氏の訪問を歓迎し、日本によるウクライナ支援への謝意を表した。また双方は、ウクライナ支援に関する日本とウクライナ間の二国間文書を作成するための交渉を開始することで一致したという。
林氏は、日本が官民をあげてウクライナの復旧・復興支援を支援していく方針を伝え、これを受けてゼレンスキー大統領は「ウクライナの経済復興、雇用回復、避難民の帰還の観点からもいかなる種類の日本からの支援も歓迎したい」と述べ、日本の官民の協力に期待を表明した。
林氏は同日、ウクライナのクレバ外相とも会談した。林氏は、G7議長国として、ウクライナ支援を継続する考えなどを表明した。
岸田首相とゼレンスキー大統領 - Sputnik 日本, 1920, 23.03.2023
【解説】岸田首相のウクライナ訪問 なぜ今の時期に? その評価は?
また林氏は、ウクライナのはシュミハリ首相とも会談した。林氏は「ウクライナの美しい大地に平和が戻るまで、日本はウクライナと共に歩んでいくとの決意を新たにした」と述べた。シュミハリ氏は、日本のG7議長国としてのこれまでの貢献に感謝の意を表し、今後とも日本のリーダーシップに期待する考えを示した。
また林氏は会談で、今回の訪問を「今後のウクライナの復旧・復興支援への日本企業の関与を深める上で重要な機会にしたい」と述べた。会談には、林氏のウクライナ訪問に同行した楽天株式会社の三木谷浩史会長など日本企業関係者が出席した。シュミハリ氏は、引き続きの支援への期待を表明したという。
林氏はウクライナ紛争後初めて日本の外相としてウクライナを訪問した。なお、G7外相としては最後。
関連記事
ウクライナが債務不履行に陥った場合、「保証人」の日本が世界銀行の損失を負担=消息筋
【視点】日本によるウクライナへのTNT調達は参戦である
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала