IT・科学 - Sputnik 日本, 1920, 19.10.2021
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がん、感染症を治療できる「超リンパ球」の改良に成功

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リンパ球 - Sputnik 日本, 1920, 04.10.2023
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米ジョンズ・ホプキンズ大学医学部は免疫リンパ球(T細胞)のタンパク質の1つを、患者の免疫力を利用して、がん腫瘍や感染症が破壊でき、耐性を高めるよう、改良することに成功した。 研究結果は科学誌JCI Insightに発表された。
研究を率いるデヴィッド・カス博士は「T細胞を用いた治療法の効果を最大限に高めることは、依然として最重要課題だ。我々は、がん免疫療法を改善し、感染症などの疾患を治す潜在性のある有望な方法となる、T細胞の機能を強化する方法を発見した」と語っている。
科学者たちはTSC2タンパク質の遺伝子を変異させ、ウイルスや癌抗原に対してより活発に反応するようにした。科学者らの話ではこの修正は 「音量調節 」のような働きをし、白血球の標的が存在しないときにはその働きを示さないが、脅威が現れると細胞を刺激してより活発に対抗させる。
米ジョンズ・ホプキンズ大学医学部は、編集されたT細胞は最初の免疫反応中に大量に増殖し、その後、より長期間にわたって体内で持続することも発見した。
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